舞台「クジラの子らは砂上に歌う」が、本日4月14日に東京・AiiA 2.5 Theater Tokyoにて開幕。初演前にはフォトセッションと公開ゲネプロが行われた。
「クジラの子らは砂上に歌う」は砂に覆われた世界で、砂上に浮かぶ巨大な漂泊船・泥クジラに暮らす少年少女を描いたファンタジー。主人公のチャクロたちが、ある島で感情のない少女・リコスに出会うことから物語は動き出す。
フォトセッションではチャクロ役の
「今とても盛り上がっている2.5次元の舞台に出演させていただくことがうれしくて、始まる前からワクワクしています」と喜びを表していたのは前島。「原作を読ませていただいて稽古していく中で、ホントに『クジ砂』が心から大好きになりました。好きだからこそもっとたくさんの方に『クジ砂』のよさを知っていただきたいと思って、毎日稽古をがんばってきました」と作品への愛を語る。
座長を務める赤澤は、本日の天気が雨模様だったことに対して「僕、すごい雨男なんですよ。ここ最近、出る舞台の初日はほとんど雨なんです」と告白して笑わせつつも、「でもこの作品の『泥クジラ』という船で暮らす人たちの中では、雨は生活水としてすごく貴重な恵みの雨なんですね。だからこの公演にとっても恵みの雨になればいいなと思ってます」と意気込む。そして「この舞台は何がいいって、もちろん作品もいいんですけど、人がいいんですよ。ここに集まってる人(フォトセッションに登場した9人)も裏にスタンバイしてる人も、アンサンブルと言われる方も、1人ひとりが自立して同じ方向を向いて、ひとつの作品を作っていくっていうスタイルがすごく素敵で」とコメントし、最後には「1人でも多くの方に観ていただきたいのはもちろん、広がって広がって、原作ももっと知名度が上がっていけばいいなと思うので、この作品を通して届けて、広げていければなと思っております」と前を見据えた。
舞台「クジラの子らは砂上に歌う」
2016年4月14日(木)~19日(火)
東京都 AiiA 2.5 Theater Tokyo
原作:
脚本・演出:松崎史也
キャスト
チャクロ:
リコス:
オウニ:
スオウ:
リョダリ:
オルカ:
サミ:
ネリ:
団長:
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