1997年に東京・新国立劇場のこけら落とし作品のひとつとして書き下ろされた本作では、原爆投下直前の広島での3日間を舞台に、戦時下でも演劇を愛し続けた人びとの、苦悩と笑いと歌声が描かれる。今回は
鵜山仁からステージナタリーに寄せられたコメントは以下の通り。チケットは5月7日に一般発売される。
鵜山仁コメント
『紙屋町さくらホテル』のこと
『紙屋町さくらホテル』は、「表現」ということを、また「責任」ということを考える上で、たいへん示唆に富んだ戯曲です。
昭和天皇の戦争責任が、日本人一人ひとりの戦争責任につながり、更にそれは、演劇という表現によって、われわれが果すべき社会的責任という課題につながります。
芝居を作ること、見ることを通じて、いかに世界と関わるか。この重要な問いを、もう一度、舞台に乗せてみたいと思います。
こまつ座「紙屋町さくらホテル」
2016年7月5日(火)~24日(日)
東京都 紀伊國屋サザンシアター
2016年8月6日(土)
宮城県 日立システムズホール シアターホール
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『紙屋町さくらホテル』ステージナタリーで、演出・鵜山仁さんのコメントと共に公演の情報を掲載していただきました。https://t.co/xdF4QxzbFv#こまつ座