「僕のリヴァ・る」が、本日2月18日に東京都 新国立劇場にて開幕する。
兄弟をテーマに3本の独立した物語で構成される本作。1本目では生まれたばかりの弟とその兄を描写し、2本目では三好十郎の「炎の人」を原作として、フィンセント・ファン・ゴッホとその弟テオの物語を展開する。さらに3本目では、オーストリアの作家、アルトゥール・シュニッツラーの短編小説「盲目のジェロニモとその兄」を舞台化。兄弟、家族間の感情を描き出す3本立てになっている。
上演台本・演出は鈴木勝秀が担当。出演者には「武士白虎~もののふ白き虎~」で主演を務めた
開幕に際して安西は「何年経っても頭の中でフラッシュバックされるような衝撃を与えられたら」とコメント。鈴木拡樹も「観劇後みなさまにどのような形でこの作品が残るのか楽しみです」と語っている。
安西慎太郎コメント
今回のテーマ「兄弟がライバル」。かけがえのない存在。
兄弟間の渦巻く感情を精密且つダイナミックに360℃のなかで表現していきたいと思っています。
今は「面白い作品ができた。」そう思っています。
あとはやるだけ。お客様に「僕のリヴァ・る」を観て何かを感じとってもらい、何年経っても頭の中でフラッシュバックされるような衝撃を与えられたらと思っています。楽しみにしていて下さい。
小林且弥コメント
「できれば稽古初日には台詞が入った状態でスタートできるといいなあ」という、優しいのか厳しいのかよく分からない使命を与えられ、昨年末から正月返上で始まったこの闘いが、ようやく稽古というチャプターを終え、やっと皆さんにお届けできる日が来ました。
四人で紡ぐ「物語」を是非楽しみにお越しください。
山下裕子コメント
若いエネルギーのある俳優さん3人と御一緒できてゴキゲンでやっております!!
チームワークも良くたのしい芝居に仕上がっていると思います。
ご期待ください!
鈴木拡樹コメント
三本の独立したオムニバス作品をそれぞれ楽しみ取り組んできました。
有名な作品をテーマにした作品もありますが、キャストのもつ魅力に応じてかなり変えてあるものもあります。「僕のリヴァ・る」は観劇後あらたな発見がある作品に仕上がっていると思います。
観劇後みなさまにどのような形でこの作品が残るのか楽しみです。
鈴木勝秀(上演台本・演出)コメント
今回の見所は「あなたご自身の感じる力」です。舞台上には必要最小限のものしかありません。セリフからも可能な限り説明を排除しました。何よりも「感じて」いただければ、何もない舞台上に、様々なものが見えてくることと思っております。そしてそれは、世界でただひとつのものであるはずです。
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大嶋吾郎 @goro_oshima
初日。本番はやはり感動した。あまりにシンプルな舞台にて、流れる音楽もまた透明でありたい。この舞台に演奏と歌を使っていただけて光栄です。 皆さん是非と言いたいところなのですが全公演ソールドアウトなのです。
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