左から「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」表紙、「鳥越裕貴 万年 横顔暦」表紙。

テンミニ!10分でハマる舞台

鳥越裕貴が“個性”で勝負、壁掛け&横顔暦カレンダー制作秘話

舞台でいじられ、横顔の美しさを知った

PR「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」「鳥越裕貴 万年 横顔暦」

俳優・鳥越裕貴による2種類のカレンダーが、3月1日にハゴロモより発売される。「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」では、全ページ撮り下ろしで、12カ月にわたって鳥越のナチュラルな魅力が堪能できる。一方、「鳥越裕貴 万年 横顔暦」は、鳥越のほぼ持ち込み企画で、横顔のみで勝負する31日分の稀有な日めくりカレンダー。2つのカレンダーの撮影は、1日で集中的に行われたというが、撮影中はさまざまな感情がうずまいたそう。そんな鳥越にカレンダーの制作秘話を聞いた。

取材・/ 大滝知里

5・6年前の舞台をきっかけに始まる、横顔ストーリー

「鳥越裕貴 万年 横顔暦」より。

「鳥越裕貴 万年 横顔暦」より。

まずは、美しいことで知られる鳥越の横顔にフィーチャーした「鳥越裕貴 万年 横顔暦」について。企画の起こりを尋ねると、鳥越は「もともと自分の横顔が好きで。5・6年前に舞台本番でのアドリブシーンで、先輩に『お前はここはあかん、ここはあかん、ここはあかん。でも横顔だけはめちゃくちゃいい』とイジられるネタがあったんです(笑)。以降、お客さんにも僕の横顔の良さを知ってもらえたり、気付けば自分でも横顔の写真をSNSに上げたりすることが増えていった。いつか横顔だけのカレンダーを作りたいと思っていました」と振り返る。鳥越が自信を持ってお届けする横顔暦には、鳥越の左頬側を真横から撮影した潔い写真が並び、横顔をキャンパスに見立ててイラストやメッセージを描いたものから、帽子やヘアアクセ、小道具を使い、“日めくり”の特性を生かした演出が施されたものまでが、遊び心たっぷりに展開する。鳥越は「右側も写すとメイクの手間が増えるから」と裏事情を明かしつつ、「卵形の小さい顔が主流の時代に、くっきりしたラインが出る僕の横顔は、ほかの人とかぶらなくていい」と分析した。ちなみに撮影前日は忘年会だったにも関わらず、「食べ過ぎない、飲みすぎない、食生活に気をつけました」とモデルのようなプロ意識をのぞかせた。

一発目でかまさなあかん、ピエロや!

「鳥越裕貴 万年 横顔暦」より。

「鳥越裕貴 万年 横顔暦」より。

2種類のカレンダーを担当したカメラマンは、偶然にも横顔を撮ることが好きだったそう。しかし、斬新なカレンダー企画故に、撮影現場に集う大人たちの間には心配する空気が流れた。そこで鳥越はヘアメイクを担当するスタッフと「自分たちがどういうことをやりたいのか、一発目でかまさなあかん」と思い、顔の左側半分がピエロメイクの状態で、カメラの前へ。すると「『ああ、そういうことね!』と理解してくださって、そこからパンチが効いた写真がどんどん出来上がり、お客さんが求めているであろう僕のナチュラルな横顔写真は少なくなってしまった、というのが反省点です」とコメントした。また、31カットの中でも特に思い入れがあるのは「歌舞伎の隈取。僕がする機会はないので、2種類もさせてもらえるなんて。あと撮影時に僕とヘアメイクさんがどんどん迷走していったんです。そのときの気持ちがまるで格言のように描かれていたり、迷路のイラストになったりしていて、僕らの心情も表現できたと思います」と話す。

光の中で、窪塚洋介さんふうに撮りたい

「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」より。

「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」より。

横顔暦に対し、鳥越が“通常バージョン”と捉える壁掛けカレンダーでは、季節に合わせて服装や撮影のシチュエーションを変えた鳥越の姿が展開する。「“THE 定番”のカレンダーです。僕はこれまであまり自分の素をさらけ出すようなことはしてこなかったので、撮影ではナチュラルな自分を意識しました」と言い、「光で遊ぶような、良い雰囲気の写真が多かったので、決めきれなかった」と仕上がりに大満足の様子。中でもお気に入りは、「ソファーでのカットです。窪塚洋介さんふうに撮りたいという思いがあって。あと、裏表紙のカットが、実は僕が表紙にしたかったもの。でもこれまでのカレンダーで、自分のベストカットがお客さんの好みとかみ合ってないと判明することが多々ありまして。素直に事務所の方が推すカットを表紙にしました」と述べた。しかし、壁掛けカレンダーでは、もみじを背景にした鳥越の和服姿、夏らしい爽やかな全身白コーデ、フーディをかぶったかわいらしいカットなど、多岐にわたる鳥越のファッションと表情が、1年を通して楽しめる。

推しのカレンダーの隣に、僕もいるよ

「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」より。

「鳥越裕貴 4月始まり2025壁掛けカレンダー」より。

2種類のカレンダー制作を振り返り、鳥越は「今までいろいろなカレンダーを作らせてもらいましたが、今回は天候にも恵まれ、自分では作り出せない雰囲気の中で撮影ができました。通常バージョンはカレンダーとしての魅力がありますし、僕らの界隈でやったことがないであろう横顔暦については、『僕が最初だぞ』と言いたいですね。後に続く者たちには『途中、絶対に迷路になるぞ』ということはぜひ、伝えたいです」と言葉に力を込める。

また4月始まりカレンダーにかけて、新年度への思いを聞くと、「毎年思うことですが、目の前のことをコツコツやって、役者として、人間として成長できたら。ぜひ通常バージョンのカレンダーはカレンダーとして楽しんで、実際に使っていただきたいです。横顔暦は普通じゃない感がだだ漏れていると思いますので、会社の机にでも置いていただいて、『こんな役者がいるんだぞ』と宣伝していただけたらうれしいです。万年使えるので、今後、いろいろな俳優たちの月めくりカレンダーの隣に僕もいる。そんなふうに大切に扱っていただければ」とアピールした。

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鳥越裕貴カレンダー発売記念イベント
鳥越裕貴カレンダー発売記念イベント
2025年3月2日(日)
東京都 HMV&BOOKS SHIBUYA 6Fミュージアム隣接スペース
①12:00~ / ②13:00~ / ③14:30~ / ④15:30~ / ⑤17:00~

※若干数ですが当日券を販売予定です。詳細は公式からの発表をお待ちください。
鳥越裕貴カレンダー発売記念イベント

鳥越裕貴(トリゴエユウキ)

鳥越裕貴

1991年、大阪府生まれ。2010年、舞台「イナズマイレブン」で本活的な俳優活動を開始。主な出演作に「舞台『弱虫ペダル』」シリーズ、「ミュージカル『刀剣乱舞』」シリーズ、舞台「文豪ストレイドッグス」シリーズなどの2.5次元舞台作品のほか、「ビロクシー・ブルース」(演出:小山ゆうな)、「ニッポン放送開局70周年記念公演『鴨川ホルモー、ワンスモア』」(演出:上田誠)などに出演。また、トークバラエティ番組「植田鳥越『口は〇〇のもと』」シーズン3(BS11)に出演中。3月にGORCH BROTHERS PRESENTS「極めてやわらかい道」への出演が控える。

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