GLAY、映画試写会で主題歌披露「温かい気持ちになって」

映画「草原の椅子」の完成披露試写会が、昨日2月6日に東京・東京国際フォーラムホールAにて開催。この試写会舞台挨拶にGLAYが登場し、映画の主題歌「真昼の月の静けさに」を披露した。

「草原の椅子」は佐藤浩市、西村雅彦、吉瀬美智子らが出演するヒューマンドラマ。人生の岐路に立った3人と彼らと関わりを持つようになった少年が、世界最後の桃源郷と呼ばれるパキスタンのフンザを旅する姿を描く。

試写会の冒頭では佐藤らキャスト陣が約3000人の観客に挨拶。大雪の予報も出ていた日とあって西村は「雪があまり降らなくてよかったです。降ってたらお客さんは数えるほどしかいなかったんじゃないかと（笑）」と話し、満員の観客を笑わせた。その後ステージではGLAYが「真昼の月の静けさに」をライブ初披露。TERU（Vo）の思いを込めたボーカルに、観客たちはじっくりと聴き入っていた。曲が終わるとTERUは「とても世知辛い世の中で、冷たいニュースばかりの毎日ですけど、この作品は優しい愛を伝えてくれる映画です。ぜひ楽しんでください」と会場に挨拶した。

その後のトークでは佐藤が主題歌について「監督と皆さんでお話していただいて、映画のイメージとご自身のイメージが強く出た曲になったと思います。優しいけど強い曲です」とコメント。TAKURO（G）も「一音楽スタッフとしていい仕事ができたと思います」とアピールした。また、TERUはこの曲を人前で初めて歌った感想を「映画の内容をお伺いしながら作った曲なんですけど、実際に映画を観てからの歌はまた違いますね」と語り、「僕たちは少しでも皆さんに温かい気持ちになってほしくて音楽をやっているんですが、この映画もそういう映画です」と、作品に対する思いを明かした。

「草原の椅子」は2月23日より全国公開。主題歌「真昼の月の静けさに」は、1月にGLAYがリリースした最新アルバム「JUSTICE」に収録されている。