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SEKAI NO OWARI初ホールツアー、市川で感動のフィナーレ

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SEKAI NO OWARIのホールツアー「HALL TOUR 2012 ENTERTAINMENT」が、10月10日の千葉・市川市文化会館大ホール公演をもってファイナルを迎えた。

全国25カ所を回り、約4万人を動員した今回のツアー。チケットは全公演完売し、いずれのライブも現在のバンドの勢いを感じさせる内容となった。最終公演を見届けたのは1800人のファンたち。オープニングでは荘厳なSEにあわせてステージ後方のスクリーンにバンドのパフォーマンスやオフショット映像が上映され、会場の熱気を高めていく。そしてドラマチックな演出を経て1曲目の「スターライトパレード」が始まると、観客の間に笑顔が広がる。Nakajin(G)は「今日はファイナルですよ!」と叫び、興奮した様子を伺わせた。

「虹色の戦争」「天使と悪魔」とアッパーチューンが続いたあとのMCでは、DJ LOVE (DJ)がツアーを通して行ってきた“土地土地の妖怪を紹介するコーナー”を展開。しかし話の長さにFukase(Vo, G)やNakajinからツッコミを受ける一幕もあった。

その後も「不死鳥」でダークかつシリアスなサウンドを届けバンドの幅広い一面を見せたり、レーザーが飛び交う中で「世界平和」を披露したり、SEKAI NO OWARIの歴史をたどる映像上映を挟んだりと、さまざまな演出を交えながら次々と曲を届けていった4人。ライブの中盤ではNakajinのギターの弾き語りを中心に、DJ LOVEがカホンを、Fukaseがタンバリンと鉄琴を、Saori(Piano)がピアニカを鳴らして「TONIGHT(アコースティックVer.)」を奏で、やわらかな空気を紡ぎ出した。

ライブが終盤戦に入るとFukaseは「ファイナルだよ、ありがとうございます」と感慨深そうに語り、「次のライブまでには新曲を作らなくちゃ」「アリーナツアーには新曲を持っていきたいと思います!」と来年からのアリーナツアーに思いを馳せる。そして本編は「深い森」で感動的に幕を閉じた。

アンコールでは観客が「スターライトパレード」のサビを合唱し、メンバーの再登場を待つ。ステージに戻ってきた4人は「Fight Music」を披露し、曲の間にFukaseやDJ LOVEがハンドキャノンでテープを発射し観客を盛り上げる。そしてFukaseが「次の曲がこのツアーで本当に一番ラストの曲になります! 歌っていいですか?」と叫び、ツアーの最後を飾る「インスタントラジオ」へ。多幸感あふれる空気が会場を満たし、25カ所を巡るホールツアー「HALL TOUR 2012 ENTERTAINMENT」は無事終幕した。

なおSEKAI NO OWARIは、2013年1月から2月にかけてアリーナツアー「ARENA TOUR 2013『ENTERTAINMENT』」を開催。ホールツアーとはまたひと味違ったスケール感のあるパフォーマンスが期待できそうだ。

SEKAI NO OWARI HALL TOUR 2012「Entertainment」
2012年10月10日(水)千葉県 市川市文化会館大ホール セットリスト

01. スターライトパレード
02. 虹色の戦争
03. 天使と悪魔
04. ファンタジー
05. 不死鳥
06. 世界平和
07. Love the warz
08. 炎の戦士
09. TONIGHT(アコースティックVer.)
10. yume
11. 花鳥風月
12. Never Ending World
13. 生物学的幻想曲
14. illusion
15. 眠り姫
16. 幻の命
17. 深い森
<アンコール>
18 Fight Music
19. インスタントラジオ

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