各地でさまざまなアーティストを迎えて対バンライブを繰り広げる今回のレコ発ツアー。この日はOVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUNDとSo many tearsが登場しツアー初日を盛り上げた。
1番手のOAUはトラッドなアコースティックサウンドを響かせ、ゆるやかな空気で会場を包み込んでいく。続くSo many tearsは、厚みある音像で濃密なライブを展開。圧倒的なダイナミズムで鮮烈な存在感を放った。
そしていよいよ主役・MANNISH BOYSの登場。斉藤和義と中村達也はおそろいの黒いつなぎを着用しこの日のために染めたという金髪で現れ、オーディエンスを驚かせた。定位置についた彼らが挨拶代わりに「MANNISH BOYSのテーマ」を投下すると、「Ma! Ma! Ma! MANNISH BOYS!!!」のコールで会場はあっという間にひとつになっていく。イントロだけで歓声が上がった「Dark is easy」では和義のキレの良いギターカッティングと達也の骨太なドラムが絶妙に絡み合い、フロアは熱狂の渦と化した。
達也は「今夜はクールにキメるって決めたんだわー!」「楽しみ尽くすぞアホンダラ!」と終始ハイテンションな様子。またOAUのステージでTOSHI-LOWが「40過ぎた人に“Boys”はどうなのか」と発言したことに対し、和義が「Boysって歳じゃなくて悪かったな。年甲斐もなく2人で金髪にしちゃって」と応えて観客を沸かせる場面も。2人は怒りをぶつけるように歌ったり、お互いに顔を見合わせて少年のようなやんちゃぶりを伺わせたりと自由奔放なパフォーマンスを繰り広げ、詰めかけた満員の観客を魅了した。
今後MANNISH BOYSは、10月22日の東京・新木場STUDIO COASTで行われるツアーファイナルまで全国各地を巡業。ツアーに参加する予定の人は2人の無邪気なステージを楽しみにしておこう。
リンク
- MANNISH BOYS「Ma! Ma! Ma! MANNISH BOYS!!!」SPECIAL WEBSITE
- MANNISH BOYS 斉藤和義×中村達也 サーキットツアー
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音楽ナタリー @natalie_mu
斉藤和義×中村達也、金髪ヘアで奔放なステージ披露 http://t.co/x8U9C3p7