ビデオゲームスタジオのGRASSHOPPER MANUFACTURE INC.が2月7日に、東京・渋谷PARCO内PBOXおよびSUPER DOMMUNEで新作ゲーム「ROMEO IS A DEAD MAN」の発売に伴うイベントを開催。そのステージに、ゲームへ楽曲を提供したBose(
「ROMEO IS A PARCO MAN」と銘打たれた本イベントは、2月6日から15日まで東京・渋谷の街を会場に催されている地域型イベント「SHIBUYA GAMES WEEK」の一環として企画されたもの。ライブやトーク、ゲーム試遊などが終日行われた。イベントはおもにPBOXで開催。アーティストたちのパフォーマンスはSUPER DOMMUNEで催され、PBOXからはパブリックビューイング形式でスクリーン越しにイベントの模様が届けられた。
アーティストたちが登場したイベント後半では、まずゲームのオープニングに楽曲を提供したBLYY & Toosonが登壇。楽曲提供を突然求められ驚いたというエピソードを語りつつ、2020年のアルバム「Between man and time crYstaL poetrY is in motion.」から2曲と、ゲームのための書き下ろし4トラックをまとめた1曲を披露した。
ライブは重いビートの「MAN」から始まり、流れるように2曲目「Papersoul」へ。ゲームのバトル映像とトラックの退廃的で殺伐とした空気感がよく似合う。続く書き下ろし曲のメドレーは、ビデオゲームでは他に類を見ないドリルチューン。ソロの女声歌唱によるバックトラックが印象的な「DEADMAN RUNNING」に始まり、「DEADMAN'S PURP」「DEADMAN ALIVE」「DEADMAN'S PROOF」という、このゲームのバイオレントな主人公がモチーフとなった曲がミックスされた。
ROMEO IS A DEAD MAN: Artist Introduction - BLYY
ここでステージはトークの場に。Bose、このゲームにメインで楽曲を提供している金子ノブアキ、そして映像作家の山岸聖太が登壇し、まずは当日まで未公開だったゲームのローンチプロモーション映像がスクリーンに映し出された。カラオケ映像のような雰囲気のPVだが、「サマージャム'95」を彷彿とさせるチルなメロディの最後になってようやくスチャダラパーの名前が表示され、今回スチャダラパーがゲームに新曲「たそがれチートコード」を提供していることが初めて明かされた。曲単体のリリースなどは未定だが、ゲームの佳境で流れるものだという。
ステージはそのままBose、金子、山岸のトークに移行。Boseと金子がテレビ番組「ポンキッキーズ」で共演して以来の知己であること、山岸が以前ゲームメディアの映像ディレクターだったときにBoseがメイン出演者のコンテンツを長らく撮っていたこと、さらに金子と山岸が幼馴染であったことなど不思議な3人の縁が明かされた。Boseと金子によるゲームの実機公開プレイでは、自分で作った曲をバックにゲームをプレイできるというアーティストとしての醍醐味が語られた。
イベントの最後はLuby Sparksのステージ。メンバーのErika(Vo)とShin(Dr)がゲーム好きだという彼らは新曲3曲を披露する。1曲目は本日2月13日に配信された「Lair」。ゲームのメインタイトルバックに流れるこの曲は、Natsuki(B, Vo)いわく「作品のテーマであるSFやバイオレンスから、ニューメタルやシューゲイザー、ニューウェーブなどのさまざまな要素を織り交ぜた曲になった。ゲームの方向性が最終的に固まってきたのを見てデジタル感が欲しくなり、Nine Inch Nailsのようなインダストリアルなアレンジになった」のだという。
2曲目の「Nothing Left, We Don't Know Why」は浮遊感のある明るく乾いたメロディに乗せて、主人公やヒロインの悲しみを描いた楽曲だ。続けて披露されたのは主人公の名を冠した曲「Romeo」。2曲目に比べ、いくぶんメロウなドリームポップとなっており、Erikaが高音を駆使して歌い上げるサビはゲームの情景を彷彿とさせた。
盛況のうちにステージは終了した。なお、これらの曲をまとめたオリジナルサウンドトラックの制作も計画されているとのこと。ジャンルの垣根を大きく飛び越えた楽曲が入り乱れたステージは、このゲームのいい意味での混沌ぶりそのままだった。
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