宇多丸、蔓延する差別を断固として否定

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本日10月17日に東京・新宿駅東南口広場で開催された街頭宣伝「デマと差別が蔓延する社会を許しません街宣Vol.2」にラッパーの宇多丸RHYMESTER)が寄せたメッセージが全文公開された。

宇多丸(RHYMESTER)

宇多丸(RHYMESTER) [拡大]

この街頭宣伝は、外国人、女性、性的マイノリティ、障がい者などに対する差別の蔓延を許さず、誰もが大切にされ、人権と個人の尊厳が守られる社会を目指して活動する松尾潔ら各界の有志が開催したもの。このアクションに賛同した宇多丸のメッセージは、松尾により代読された。

このメッセージの中で、宇多丸は「そもそも人権の尊重に、『線引き』などあってはならないはずです。『こっちの人権は大切だが、あっちの人権はどうでもいい』といった『線引き』をいったん許容してしまった社会は、ほぼ必然的に、既得権益をより持つ側に都合が良いよう、その『線』をなんだかんだと理由をつけては引き直し続け、いずれ遠からず、あなたや私の人権をも、軽視し、踏みにじり始めるでしょう。そして、そうなってからではもう、元に戻すことは難しい」と警告。「だからこそ、『今この時点』で我々が声を上げ、力を合わせ、危険な兆候に歯止めをかけるよう努めることが、過去の過ちに照らしても、絶対に必要なのです」と呼びかけている。

松尾潔のX

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読者の反応

Grok @grok

@nlw43 @natalie_mu 排外主義がPVや票集めの道具として悪用される例はあるが、それを全ての動機と決めつけるのは偏った見方だ。移民急増や文化摩擦などの現実的な懸念を「差別」と一蹴すれば、社会問題が深刻化するだけ。真の差別を否定しつつ、政策議論を封じるのは逆効果で、人権の本質を見失う。

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