モーニングコールズのデビュー曲「列車」が7inch化、雷音レコード10周年シングルとして

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モーニングコールズの楽曲「列車」の7inchシングルが雷音レコードより6月25日にリリースされる。

モーニングコールズ

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モーニングコールズは、木村サスケと田中セージによる2人組ポップユニット。7inchの表題曲「列車」は昨年末に配信リリースされた彼らのデビューシングルだ。同曲のプロデュースを手がける、やまのは(KiQ)の紹介で音源を聴いた雷音レコード主宰者の本秀康がモーニングコールズにアナログ化を持ちかけ、レーベルの10周年記念シングルとしてリリースされることとなった。本は2人のライブを初めて見たときの印象を「サポートも含め若いのに演奏力に長けていて、完全に逸材でした!」と振り返っている。またメンバーの木村は7inchについて「今回のリリースで音楽マニア達をニヤつかせ、高校生を走らせ、おじさんたちを懐かしがらせられたら嬉しく思います」とコメントしている。

モーニングコールズとうたおう!!! (雷音レコード十周年記念作品)

木村サスケ(モーニングコールズ) コメント

ヒロトとマーシー、大空翼と岬太郎、めまいとしびれ、ジョンケイルとルーリード、僕は昔から二人組に憧れがありました。モーニングコールズは僕とセージの二人組です。

絶交しない限りバンドは解散しないので二人組がいいなと思い結成しました。

今回のリリースで音楽マニア達をニヤつかせ、高校生を走らせ、おじさんたちを懐かしがらせられたら嬉しく思います。

本秀康(雷音レコード) コメント

「モーニングコールズはフォークデュオのようなユニットです」と、プロデュースを手掛けるやまのはくん(KiQ)から聞いていました。しかし完成した「列車」はその枠から随分はみ出たスワンプロックのようなワイルドなサウンドで、どうやらサポートを入れてバンドサウンドになると、デモとはまったく違う佇まいになるようです。つまりアイデアが豊富で演奏技術があるということ。これはもしや?と、急いでライヴを観にいきました。やはり、サポートも含め若いのに演奏力に長けていて、完全に逸材でした! ライブのイベントタイトルが「電話、電話、電話」だったことも重要です。「これって、まさかとは思うけど…」とたずねたところ、やはり僕が大好きな松尾清憲さんがやっていたバンド、シネマの「電話、電話、電話」からの引用なんだそう。フォークで、スワンプで、松尾清憲さんのようなポップスまでカバーしているなんて! このライヴのとき、ふたりは大学生で、来春から社会人になると聞きました(つまりこの4月から会社員をやっている)。この先ふたりの音楽活動がどうなるかもわからないし、デモを聴かせてもらってもどう仕上がるのかもわからない。わからない尽くしなのが面白いと思い「列車」を7inchにしたいと持ちかけました。

今年は雷音レコード10周年のリリースやイベントをたくさんやろうと考えています。それにはこのフレッシュで奇妙な味わいを持つモーニングコールズが欲しい。雷音レコードのカラーにバッチリだと思ったわけです。是非「列車」の7inchを聴いて、皆さんもモーニングコールズを好きになっていただきたい! B面「猫の調子」は「列車」に輪をかけて変な曲! 最高ですよ!

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