Rain Tree、記念すべきデビュー日にららぽーと豊洲に登場「誰1人欠けることなくこの日を迎えられた」

秋元康が総合プロデュースを手がける新ガールズグループ・Rain Treeが、昨日1月29日に東京・アーバンドック ららぽーと豊洲で1stシングル「Ｉ Ｌ Ｕ」のリリース記念イベントを開催した。

Rain Treeは、2023年4月より行われた「IDOL3.0 PROJECT」オーディションの最終審査に残った候補者17人からなるグループ。FINALISTという名義で約1年間活動してきた彼女たちは、1月29日に1stシングルを配信リリースし、念願のメジャーデビューを果たした。

リリースイベントが始まると、歌、ダンス、自己表現の3つを審査するセレクションシステムによってメインメンバーに選ばれた綾瀬ことり、遠藤莉乃、加藤柊、佐藤莉華、鈴野みお、新野楓果、橋本真希の7人が、シングル表題曲「Ｉ Ｌ Ｕ」を歌唱。純白の新衣装に身を包み、ポップなサウンドに合わせたキュートかつしなやかなダンスで観客を魅了した。続いては朝宮日向、市原紬希、片瀬真花、永瀬真梨、仲俣美希、葉山莉瑚、水野乃愛、百瀬紗菜、吉川海未の9人がカップリング曲「僕のオーロラ」を披露。彼女たちも新衣装を身にまとい、「Ｉ Ｌ Ｕ」とはひと味違ったクールな歌とダンスを届けた。

その後「Ｉ Ｌ Ｕ」「僕のオーロラ」の歌唱メンバーに加え、2024年10月26日より活動を休止し、今年1月10日に復帰した黒澤禾恋が登壇。ステージにRain Treeのメンバー17全員がそろった。今回のイベントでは会場都合で観客の声出しが禁止されたが、「Ｉ Ｌ Ｕ」のセンターを務める綾瀬は「『Chu Chu Chu』とか『Ｉ』『Ｌ』『Ｕ』とか一度聴いたら耳に残るフレーズが多いので、今日は声を出せないのですが、心の中で一緒に歌ってくれたらうれしいです」とファンに呼びかける。また、カップリング曲を歌う吉川は「僕のオーロラ」について「滑らかなダンスが特徴で指先、目線をみんなでそろえています。ぜひその点に注目して見ていただければです」とアピール。朝宮はこの日お披露目された「Overture」について「初めて聴いたとき号泣してしまいました。自分たちの『Overture』ができて本当にうれしくて、いろいろな会場でRain Treeの『Overture』が流れたらうれしいなと思います。」とコメントした。

その後、この日2回目の「Ｉ Ｌ Ｕ」を披露したRain Treeは制服衣装に着替えて観客の前へ。橋本の「改めて17人で誰1人欠けることなく、このデビューの日を迎えられたこと、本当にうれしく思っております。私たちには、FINALIST時代に秋元先生からいただいたオリジナル楽曲があります。当時は17人でデビューしたいという強い思いを込めて披露していましたが、今度は17人で表題曲をいつか歌いたいという気持ちを込めて、最後にこの曲を披露させていただきます」という言葉を経て、「命しか捧げるものがない」をラストに熱唱した。