インナージャーニーからKaitoが脱退、俳優業との両立が困難に

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インナージャーニーのKaito(Dr)が、10月6日に神奈川・1000 CLUBで開催される結成4周年ワンマンライブ「インナージャーニーといっしょvol.4 -ラストソング編-」を最後に脱退することが発表された。

インナージャーニー。左からKaito(Dr)、カモシタサラ(Vo, G)、本多秀(G)、とものしん(B)。

インナージャーニー。左からKaito(Dr)、カモシタサラ(Vo, G)、本多秀(G)、とものしん(B)。

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インナージャーニーは2019年10月に「未確認フェスティバル」への出場をきっかけに結成されたロックバンド。2020年12月に1st EP「片手に花束を」をリリースし、2021年3月リリースの配信シングル「グッバイ来世でまた会おう」は各ストリーミングサービスの公式プレイリストに選曲されるなど話題を呼んだ。

「櫻井海音」名義で俳優としても活躍しているKaitoは、今回の脱退の理由を「今まで、俳優業との両立を目標にしてきました。しかしそれが叶わず、自分自身の力不足でここ1年、バンドメンバーにずっと負担をかけ続けていました。それが一番の理由です」と説明。今後は「今までとは違うかたちにはなりますが、音楽活動自体は模索しながら今後も続けていきたいと思っています」と、俳優業と並行して音楽活動も続けることを示唆している。

インナージャーニー結成4周年記念ワンマン「インナージャーニーといっしょ vol.4 -ラストソング編-」フライヤー

インナージャーニー結成4周年記念ワンマン「インナージャーニーといっしょ vol.4 -ラストソング編-」フライヤー[拡大]

インナージャーニーはカモシタサラ(Vo, G)、本多秀(G)、とものしん(B)の3人体制で今後も活動を継続する。4人体制ラストライブのチケットは現在一般販売中。なお本日9月1日23:00には、メンバー4人からのコメント動画が公開される。

インナージャーニー結成4周年記念ワンマン「インナージャーニーといっしょ vol.4 -ラストソング編-」

2023年10月6日(金)神奈川県 1000 CLUB

インナージャーニー コメント

Kaito

10/6(金)のワンマンライブをもってインナージャーニーを脱退いたします。
突然の報告になってしまいまして、本当に申し訳ないです。

今まで、俳優業との両立を目標にしてきました。
しかしそれが叶わず、自分自身の力不足でここ1年、バンドメンバーにずっと負担をかけ続けていました。
それが一番の理由です。
インナージャーニーはとても良いバンドだから、もっと先に進む為に僕が足枷になるのは嫌でした。
バンドメンバー、関係者の皆さま、そしてファンの皆さまには多大な迷惑と不安を与えてしまいまして、本当に申し訳ありません。
今までとは違うかたちにはなりますが、音楽活動自体は模索しながら今後も続けていきたいと思っています。
我儘ではありますが、櫻井海音、そして何よりインナージャーニーを今後とも応援していただければ幸いです。

カモシタサラ

バンドを初めてから4年、出会ってからは6年くらい。
偶然集まったこの4人で、最初にバンドとしてやっていかないかという提案をしてくれたのはKaitoでした。
とても嬉しかったのを覚えています。

私は今までこんなにストイックな人に会ったことがないし、笑いのツボもよくわからなくて友だちになるには時間かかるかもな、と思っていましたが、
そんな心配はとっくに振り切れて気づけば唯一無二のドラマーになっていました。
それも今思えば、このバンドメンバーだからこそ、そしてKaitoの人柄だからこそ、良い距離感でやっていけたのだと思います。
1番年下なのに1番しっかりしていて、だんだん敬語も取れて、友達にも家族にも話せないけどKaitoになら話せることもありました。
ライヴ中に後ろを振り向けば、絶対にブレないリズムで目を合わせてくれるKaitoの存在にはかなり助けられた気がします。

俳優も始めた時は流石に驚きましたが、テレビや舞台でいつもと違う姿を見るのはワクワクしました。
俳優としての輝きが増していくにつれて、スケジュールが合わずバンド活動が制限され歯痒かったのもまた事実です。
しかし、それ以上に努力して周りの期待に応えようと走り続けているのを見ていたので、彼から脱退したいという旨を聞いた時も、
悲しいとかの前に、Kaitoが壊れてしまう前に言ってくれてよかったという気持ちがありました。
いくら器用でもたくさん抱えすぎるといつか糸が切れてしまうから、自分自身のやりたいことを見極めてとことん突き詰めてほしいです。
どんな形であれKaitoはKaitoなので、ずっと応援しているし、それはみなさんと同じ気持ちだと思います。

そして、バンドの解散も頭をよぎりましたが、私たちもまだまだやりたいこと見たい景色がたくさんあるし、進化していきたい、
みなさんといろんな場所に行きたいという想いから3人でバンドを続けていくという選択を取りました。
これからのインナージャーニーがどうなるか私もまだわからないのでドキドキしていますが、変わらないものを持ちながら、明るい方へ進めればいいな、と思っています。
楽しみにしていてほしいです。

10月6日の横浜でのワンマンは、私たち4人での最後の演奏となります。
仲違いをしたわけじゃないのでみんなと楽しく見送りたい!という気持ちです。ぜひ足を運んでいただけたらと思います。

少し寂しくはなりますが、それぞれの道の先で笑えていたら嬉しいです。
これからの櫻井海音、インナージャーニーをどうぞよろしくお願いいたします!

本多秀

インナージャーニー本多です。

この度10/6のワンマンライブを最後にインナージャーニーのドラムKaitoが脱退する運びとなりました。
寂しく悔しいですが、4年間4人で作り上げたインナージャーニーはここで一旦区切り、これからはサラ、とものしんと僕の3人を中心に
新しいインナージャーニーを作り上げていきます。
Kaito・インナージャーニーそれぞれ応援していただけたら幸いです。

Kaitoは俳優をはじめ色々したいことがあるそうです。続報を期待しましょう。

10/6横浜のワンマンライブは「ラストソング編」4人でのラストソングを奏でます。是非お越しください。

とものしん

突然の報告に驚かせてしまい申し訳ありません。

10/6(金)のワンマンライブを持ってドラムのKaitoが脱退いたします。
インナージャーニーというバンドを結成して4年になります。

全員10代で始めたこのバンドも今や全員20代の大人です。
そんな大人になった私を含めたインナージャーニーは、1人の大人であるKaitoの決断を受け、全員で彼の今後を応援していくことに決めました。
彼と歩んできた4年間、色々なことがありました。ここでは書ききれないほどありますが、私にとっては全ての思い出が宝物です。

インナージャーニーは3人になっても歩み続けます。
Kaitoとは別の道を歩むことになりますが、今後とも櫻井海音、インナージャーニーの未来を応援していただけますと幸いです。

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読者の反応

羽馬タケル@小説家( - 3-) @kamikazeTAKERU

俳優で見る機会の方が多いし、バンドやってると常に父親と比較されるしね。
頑張ってくれ、ホンマに( ˘- з-)

インナージャーニーからKaitoが脱退、俳優業との両立が困難に
https://t.co/QatooVDBa3

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