XGが2NE1!ATEEZが抜刀!「KCON LA」開演早々会場騒然、ZB1は“第5世代”矜持示したDAY2

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「KCON LA 2023」が、アメリカ・ロサンゼルスのCrypto.com Arenaとロサンゼルス・コンベンションセンターにて現地時間8月18日から20日にかけて開催された。本稿では、DAY2である19日公演の模様をレポートする。DAY1のレポートに引き続きお届けするこの記事にはネタバレが含まれているため、KCONオフィシャルYouTubeチャンネルでアーカイブの視聴を予定している人はご注意を。

オープニングで2NE1「I AM THE BEST」をカバーしたXG。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

オープニングで2NE1「I AM THE BEST」をカバーしたXG。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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「KCON」ポーズをするZEROBASEONEのソク・マシュー、ソン・ハンビン、キム・テレ。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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DAY2公演にはATEEZINIKep1er、RAIN、XGxikersZEROBASEONEの全7組が出演。DAY2の司会はRAINが担当し、ベテランらしい安定感のあるトークで「KCON LA」を進行した。

オープニング

オープニングで「WONDERLAND (Symphony No.9 “From The Wonderland”)」を披露したATEEZ。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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「KCON LA 2023」DAY2は、XG、xikers、ATEEZによるメドレー形式のパフォーマンスで幕を開けた。XGは2NE1「I AM THE BEST」、xikersはBTS「FIRE」という、今もなお踊り継がれるK-POPの名曲をカバーし、最後に登場したATEEZは、彼らの名を広く轟かせるきっかけとなった人気曲「WONDERLAND (Symphony No.9 “From The Wonderland”)」を投下。ドラマチックなパフォーマンスのラストには「가자(行こう)」と言い残し、これから始まるショーの期待感を煽った。

INI

INI (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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INI (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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DAY2のトップバッターは、昨年に引き続き2年連続での「KCON LA」出演となったINI。11人は挨拶代わりに「FANFARE」の韓国語バージョンを披露し、続くMCでは「What's up LA!!」と叫んでKCON-ers(KCONファンの呼称)のボルテージを引き上げる。許豊凡を筆頭とした英語でのMCも健在で、西洸人は「今年の『KCON』ではタイや日本に続いて、今日はLAの皆さんにお会いすることができました!」と流暢な英語で喜びを語った。MC後、11人はこの公演が初披露の場となったダンサブルなヒップホップ曲「DROP」をパフォーマンスしてステージを終了。会場に余韻を残したまま、名残惜しそうにステージをあとにした。

Kep1er

Kep1er (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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Kep1er (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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Kep1erのステージは、猫の愛らしい手つき連想させるポイントダンスが象徴的な最新曲「Giddy」でスタート。彼女たちはステージを囲うような客席の配置を考慮して、“360度バージョン”の振付でこの曲を披露する。9人は「Back to the City」でステージを終えたあとも、「KCON」恒例のカバー企画「Z世代 POPスペシャル」で再び壇上へ。これまで「KCON」でIZ*ONE「La Vie en Rose」、BLACKPINK「Shut Down」など数々のヒットソングをカバーしてきた彼女たちは、今回のLA公演では少女時代「Mr.Mr.」をパフォーマンスしオーディエンスを沸かせた。

XG

XG (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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XG (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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公演冒頭には2NE1のカバーステージを披露し、そのクオリティと親和性の高さで開始早々観客の度肝を抜いたXG。ZEROBASEONEのソク・マシュー、ソン・ハンビン、キム・テレの3人から「スーパールーキー」との紹介を受けてステージに上がると、8月4日に配信されたばかりの最新曲「TGIF」のパフォーマンスが間髪を入れずにスタートした。続く「GRL GVNG」でも寸分の狂いのないシンクロダンス、高らかな歌唱、ライブ感たっぷりのラップを見せて観客を圧倒。隙のないハイレベルなステージを展開した彼女たちだが、曲間のMCではマヤが「『KCON LA』の舞台に立つのを心から楽しみにしていたので、今うれしくて宇宙に飛んでしまいそうです!」と空を飛ぶジェスチャーをしながら全身で喜びを表現して見せるなど、ライブとは打って変わったフレンドリーな振る舞いでKCON-ersの心をつかんだ。

xikers

xikers (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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オープニングでBTS「FIRE」をカバーしたxikers。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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観客が、会場中央のメインステージを眺めながらxikersの登場を待ちわびる中、スミンとイェチャンがオーディエンスに混じって観客席に突如登場。怒涛のラップを響かせた2人はその後メインステージにいるミンジェにバトンをつなぐ。メインステージに集結した3人が声をそろえてドスの効いたラップを轟かせていると、中央にある舞台装置がゆっくりと上空に上昇し、残りの6人がお目見えした。トリッキーな演出を経て全員集合したxikersは、8月2日にリリースされた「HOUSE OF TRICKY : HOW TO PLAY」収録の「HOMEBOY」「DO or DIE」を披露。事務所の先輩・ATEEZ譲りの躍動感あふれる全力パフォーマンスでラストまで駆け抜けた。

ZEROBASEONE

ZEROBASEONE (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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今年2月から4月にかけて放送されたオーディション番組「BOYS PLANET」を経て結成し、今年7月にデビューしたZEROBASEONE。彼らが「KCON」に出演するのは、5月に日本で開催された「KCON JAPAN」に続き2度目であったが、デビューしてからの出演は今回が初めてだった。前回はデビュー前であったことから「BOYS PLANET」の楽曲のみに終始したが、今回は「In Bloom」「New Kidz on the Block」と、9人のために作られたデビュー作の楽曲を携え「KCON」のステージへ。公演中にキム・テレが語った「K-POPの未来をリードできるようにZEROBASEONEはがんばります!」という言葉通り、“第5世代”のトップランナーとしてのプライドが垣間見える、堂々としたステージングでLAに集ったファンを魅了した。

ZEROBASEONE (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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なおZEROBASEONEは、他グループの人気曲をカバーするゲーム企画「Dance Dance」にも挑み、NewJeans「Super Shy」、Stray Kids「S-Class」、PSY「That That」、NCT DREAM「Beatbox」、Jung Kook(BTS)「Seven」のカバーダンスに挑戦。メンバーの中でもジャン・ハオはほぼすべての楽曲を率先して踊る活躍ぶりを見せ、チームを勝利へと導いた。

RAIN

RAIN (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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昨年4月にソロデビュー20周年を迎え、今もなお第一線で活躍するRAIN。彼はダメージ加工されたオーバーサイズのブルゾンを素肌の上に羽織った、セクシーな装いで観客の前へ登場。「Rainism」が開始するやいなや激しいダンスパフォーマンスを繰り広げ、続く「DOMESTIC」のパフォーマンス中にはおもむろにジャケットを脱ぎ捨て鍛え上げられた肉体をあらわにし、さらに激しく歌い踊る。2曲を終えたあとには「I'm half naked(半裸です)!」とお茶目なひとことで観客の笑いを引き出すなど、長年のキャリアに裏打ちされたサービス精神の旺盛さでも会場を盛り上げた。

ATEEZ

ATEEZ (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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底知れぬパワーとステージ掌握力に満ちた迫力全開のパフォーマンスで、デビュー当初から世界各国のファンに愛され続けているATEEZ。そんな彼らをひと目見るべく、多くのATINY(ATEEZファンの呼称)が地球儀型のペンライトを片手に会場に集結した。ATINYだけでなく観客全員を巻き込んだステージングで、「KCON」に出演するたびに単独ライブさながらの熱狂を作り上げてきた8人。今回も例外ではなく、最新曲「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」に始まり計4曲をパフォーマンスした。

ATEEZ (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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キャプテン・ホンジュンの「KQ(ATEEZの所属事務所)が設立されてから10年、そしてその5年後に僕たちがデビューしてリリースした曲です。覚えてますか? 僕たちのデビュー当初に遡ってみましょう」という言葉とともにパフォーマンスされたのは、近年披露される機会が少なかったデビュー曲「Pirate King」。ATEEZのメンバーは、より成熟した“5年後”の姿でデビュー当時を再現したのち、続けざまに「Guerilla」を畳み掛ける。これまでの「KCON」では理性的な姿を見せてきたユンホが「Make some noise!!」と雄叫びを上げるなど、8人は取り憑かれたかのように決死のパフォーマンスを見せる。ラストには観客を巻き込み「Break the wall!!」と叫び合うシャウトの応酬を何度も繰り広げ、ただならぬ狂乱のムードに包まれながら「KCON LA 2023」DAY2公演の幕が閉じた。

「KCON LA 2023」DAY2エンディングの様子。(c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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「KCON LA 2023『DAY2』」2023年8月19日 Crypto.com Arena セットリスト

オープニング

01. I AM THE BEST(原曲:2NE1) / XG
02. FIRE(原曲:BTS) / xikers
03. WONDERLAND (Symphony No.9 “From The Wonderland”) / ATEEZ

INI

04. FANFARE - KOR ver -
05. DROP - JP ver -

Kep1er

06. Giddy
07. Back to the City

XG

08. TGIF
09. GRL GVNG

xikers

10. INTRO : Gulliver
11. HOMEBOY
12. DO or DIE

ZEROBASEONE

13. In Bloom
14. New Kidz on the Block

Z世代 POP スペシャル

15. Mr.Mr.(原曲:少女時代) / Kep1er

RAIN

16. Rainism
17. DOMESTIC
18. LA SONG

DREAM STAGE

19. Here I Am / ZEROBASEONE

ATEEZ

20. BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)
21. Pirate King
22. From
23. Guerrilla

エンディング

24. Signature Song

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記事初出時、本文に誤りがありました。お詫びして訂正します。

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ATEEZ JAPAN FANBASE @ateez_japan_fb

ATINYだけでなく観客全員を巻き込んだステージングで、「KCON」に出演するたびに単独ライブさながらの熱狂を作り上げてきた8人。今回も例外ではなく、最新曲「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」に始まり計4曲をパフォーマンスした。

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