JO1が11人でBTSステージ!XG初凱旋!ルセラはバズーカ噴射、ATEEZは再び剣を抜く「KCON」DAY2

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5月12日から14日にかけて千葉・幕張メッセ国際展示場でCJ ENM主催イベント「KCON 2023 JAPAN」が開催中。この記事ではDAY2にあたる13日公演の模様をレポートする。DAY1のレポートに引き続きお届けするこの記事にはネタバレが含まれているため、アーカイブの視聴を予定している人はご注意を。

BTSの「Boy With Luv」をカバーしたJO1。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

BTSの「Boy With Luv」をカバーしたJO1。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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オープニングを飾ったATEEZ。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

オープニングを飾ったATEEZ。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved[拡大]

DAY2の司会を務めたYUNHO(ATEEZ)、KAZUHA(LE SSERAFIM)。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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「KCON」は2012年に開始した世界最大級の韓国カルチャーフェスティバル。DAY2公演にはATEEZATBODXTEENXGLE SSERAFIMAB6IX、VIVIZ、JO1の8組が出演した。オープニングを飾ったのは「KCON」常連のATEEZ。ただならぬ貫禄を漂わせながらKCON-ers(KCONファンの呼称)の前に姿を現すと、火花が激しく吹き上がるステージで「Guerrilla」を繰り出し、開幕早々ステージを掌握。強烈な歌とダンスで会場の熱気を急速に高め、「KCON JAPAN 2023」のDAY2をスタートさせた。

ATBO

ATBO  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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この日の司会を務めたのはATEEZのYUNHOとLE SSERAFIMのKAZUHA。2人の「Let's KCON!」という言葉を合図に、まずはATBOがショーのトップバッターとしてステージに上がった。昨日13日開催のDAY1公演に出演したTHE BOYZの後輩である彼らは、昨年リリースした「ATTITUDE」に加えて、今月リリース予定の最新ミニアルバムからリード曲「Next to me」をお披露目。新人らしからぬ、洗練されたパフォーマンスで存在感を示した。

DXTEEN

「CANDY」をカバーしたDXTEEN。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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その後は5月10日にデビューしたばかりのDXTEENのターンになり、若手グループのステージが続く。DXTEENはデビューシングルの表題曲「Brand New Day」を韓国語で歌唱。「KCON」出演は今回が初となる6人だが、大久保波留が「遠くの人も見えてますよ!」と叫ぶなど、彼らは観客を気遣うことも忘れない。なおDXTEENは公演の後半ブロックに再登場し、H.O.T.の「CANDY」をカバーして会場を大いに盛り上げた。

XG

XG  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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ギラリと輝く金色のロングパンツにサングラスという出で立ちで姿を現し、登場と同時にKCON-ersの度肝を抜いたのはXG。YouTubeにアップされるミュージックビデオや韓国の音楽番組でのパフォーマンス映像などを通じて、そのハイレベルな歌とダンスを世界中に届けてきた彼女たちだが、日本でのステージは今回が初めて。日本メディアへの露出もほぼ皆無に等しく、デビュー1年が経過した今もベールに包まれた彼女たちの初ステージは「KCON」DAY2の目玉の1つだった。

XG  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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寸分の狂いもない緻密なダンスで確かな実力を示し、パフォーマンス後には鳴り止まない拍手と歓声に包まれた7人。COCONAが「全世界の皆さんにお会いしたかったので、こうやってお会いできたことをうれしく思っています」と喜びを噛み締めながら言葉を紡ぐなど、彼女たちは故郷である日本のファンに大歓迎されたことに感激した様子だった。「LEFT RIGHT」でこの日のステージを終了すると、XGは達成感に満ちた晴れやかな笑顔を浮かべながら、お互いに肩を組みステージをあとにする。HARVEYの「(XGの)Positive Energyをお届けします!」という言葉通り、最後まで生き生きとしたエネルギーを全開に初ステージを堂々と終えた。

LE SSERAFIM

LE SSERAFIM  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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LE SSERAFIMは最新曲「UNFORGIVEN」のイントロに乗せてKCON-ersの前へ。1歩、また1歩とサイレンを思わせる赤と黄のライトが交錯するステージを踏み締め、シームレスにパフォーマンスを開始。モニタに映るファンのポージングの真似をするコーナー「CCCV(Ctrl+V)」にてキュートな“愛嬌”を惜しげなく披露したあとは、SAKURAから「サプライズのプレゼントを皆さんにお届けします!」との呼びかけが。すると5人はそれぞれステージの端に移動して、1人1つバズーカを手に取り噴出口にTシャツを詰め込む。これを客席に向けて発射し、全方位に"Tシャツバズーカ”を打ち込むサプライズ演出でファンを喜ばせた。

LE SSERAFIM  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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HUH YUNJINが「No-Return(Into the unknown)」のパフォーマンス前に、「EUNCHAEさんから言いたいことがあるそうです」と前振りをし、最年少・HONG EUNCHAEの「KCON-ers、私たちの仲間になれー!」という無邪気なセリフを引き出すなど、5人はメンバー同士の仲のよさを垣間見せる和やかなMCも展開。また本公演の終盤のブロックでは、オーディションで選ばれた“Dreamer”たちと一緒に人気曲「ANTIFRAGILE」のステージを作り上げる場面もあった。

AB6IX

AB6IX  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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続いて登場したのはAB6IX。ウジンが「僕たちのことを忘れずに歓迎してくださり本当にありがとうございます!」と語ったように、AB6IXの「KCON」出演は実に4年ぶり。しかし彼らは、そんなブランクを微塵も感じさせないテンポのよいトークと流暢な日本語で安定感のあるMCを展開し、ラストはグループの代表曲「BREATHE」でステージを終えた。

VIVIZ

VIVIZ  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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一方、2度目の「KCON JAPAN」出演となるVIVIZはダンサーたちを引き連れて「PULL UP」「BOP BOP!」の2曲をパフォーマンスした。曲を終えるとウナは「皆さんの歓声が待機室まで伝わってきて、早く(ステージに)上がっていきかったんです!」と目を輝かせ、その後シンビが「私たちを前に進ませてくれる原動力は皆さんです」、オムジが「最後まで応援と歓声をお願いします!」とそれぞれコメント。3人は、パフォーマンス面ではキャリアの厚みを感じさせる安定感ある歌とダンスで観客を釘付けにし、トークの際には1つひとつの所作のかわいらしさで客席をメロメロにするなど、多彩な魅力で観客を魅了し続けた。

JO1

JO1  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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多数のアーティストが出演する中でも、特に熱烈な歓声を送られていたのはJO1だった。イントロが流れると、X状に形成されたステージそれぞれの最端部からメンバーがせり上がりで登場。パフォーマンスの開始を待ちわびる観客の期待が渦巻く中、11人は中央に向けて歩みを進め、全員が合流したところで最新曲「Tiger」へ。楽曲のクライマックスに噴出された紙吹雪やJAM(JO1ファンの呼称)による息の合った掛け声が、野生味と繊細さが共存したこの曲の歌とダンスをいっそう勢い付ける。

「We Good」ではトロッコに乗ったJO1。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

「We Good」ではトロッコに乗ったJO1。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved[拡大]

BTSの「Boy With Luv」をカバーしたJO1。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

BTSの「Boy With Luv」をカバーしたJO1。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved[拡大]

「(メンバーの中で)1番かっこいい“Tiger”は誰なのか?」を競う場面では、モニタに各メンバーの姿が抜かれる中、佐藤景瑚はジャケットを脱ぎ渾身のマッスルポーズで自慢の両腕の筋肉をアピール。ストイックに鍛え抜かれた肉体がでかでかとモニタに映し出され、会場は悲鳴にも似た激しい歓声に包まれた。その後「We Good」ではトロッコに乗って会場の隅々に楽曲を歌い届け、一夜限りのスペシャルステージのコーナーではBTSの人気曲「Boy With Luv」のカバーステージを披露するなど、JO1は歌とダンスを通じて、さまざまなグループのファンダムが集う「KCON」の会場の一体感を醸成した。

ATEEZ

ATEEZ  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

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「KCON」DAY2のオープニングと大トリ、というこの日の“主役”と言っても過言ではない重要な役回りを担ったのはATEEZ。彼らはまず最初に、ライブの定番曲であり、先日行われた日本アンコール公演のオープニング曲でもあった「HALAIZIA」でダイナミックなパフォーマンスを轟かせる。曲を終えてメンバーが流暢な日本語でフレンドリーなMCを展開する中、SANが「僕たちのステージを楽しんだ人は、頭の上でハートをしてください!」とにこやかに呼びかけると、客席には瞬く間にハートが大量発生。LE SSERAFIMなども実施した「CCCV」のコーナーでは、ATINY(ATEEZファンの呼称)が、本日欠席していたWOOYOUNGの布スローガンを掲げてアピールし、メンバーが「WOOYOUNGさん、会いたいですねえ」と彼にラブコールを送るひと幕も。

ATEEZのトロッコに"乗船”した。  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

ATEEZのトロッコに"乗船”した。 (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved[拡大]

ATEEZ  (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved

ATEEZ (c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved[拡大]

「Still Here」では、メンバーがトロッコに“乗船”して白いタオルやカラーボールを会場のあちこちに投げ込むなどしてKCON-ersの興奮を煽りつつ、ATEEZがラストに用意したのは「WONDERLAND」。曲前に「大好きだよーATINY」と柔和な口ぶりで愛を囁いていたHONGJOONGは人相をガラッと変え、射抜くような挑発的な面持ちに。そんな彼が「카자(行こう)!」と高らかにシャウトすると、会場一帯が盛大に沸き立つ。クライマックスにはソンファが剣を抜くお決まりの演出も繰り出され、見る人を圧倒させるド迫力のステージングで「KCON JAPAN 2023」DAY2を締めくくった。

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「KCON 2023 JAPAN」2023年5月13日 幕張メッセ国際展示場 セットリスト

オープニング

01. Guerrilla / ATEEZ

ATBO

01. Next to me
02. ATTITUDE

DXTEEN

01. Brand New Day
02. Come Over

XG

01. SHOOTING STAR
02. LEFT RIGHT

カバーステージ

01. Boy With Luv(BTS) / JO1

LE SSERAFIM

01. UNFORGIVEN(feat. Nile Rodgers)
02. No-Return(Into the unknown)

AB6IX

01. Savior
02. MIRROR
03. BREATHE

カバーステージ

01. CANDY(H.O.T.) / DXTEEN

VIVIZ

01. PULL UP
02. BOP BOP!

JO1

01. Tiger
02. We Good
03. Comma

DREAM STAGE

01. ANTIFRAGILE / LE SSERAFIM

ATEEZ

01. HALAZIA
02. Still Here
03. WONDERLAND

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