サザンオールスターズ関口和之がウクレレアルバム発表、高木ブー歌唱の「パパの手」MV公開

関口和之（サザンオールスターズ）が本日8月10日にウクレレアルバム「FREE-UKES」をリリース。本作の収録曲「パパの手」のミュージックビデオがYouTubeで公開された。

「パパの手」はサザンオールスターズのベーシストであり、自らをウクレレ愛好家“ウクレリアン”と称する関口が1933ウクレレオールスターズとともに制作した楽曲。1933ウクレレオールスターズは関口が1933年生まれの高木ブーと「ウクレレでオーケストラのようなバンドを作りたい」という思いのもと結成したウクレレバンドで、関口の呼びかけで野村義男、荻野目洋子、分山貴美子、はたけやま裕、YANAGIMANというウクレレ好きのミュージシャンたちが集結し、今年本格的にバンドを始動させた。

関口が書き下ろした「パパの手」ではバンドの象徴でもある高木とその娘の親子愛が描かれており、歌唱を高木が担当している。1933ウクレレオールスターズは今年の3月に神奈川・Billboard Live YOKOHAMAで開催したライブでこの曲を初披露したが、アルバム収録にあたってストリングス中心の伴奏へと楽曲をリアレンジした。MVは高木の宝物であるというフォトアルバムから厳選された幼き頃の娘との秘蔵写真および映像と、一般募集によって全国から寄せられた親子の写真で構成された作品に。さまざまな写真を通して親子のかけがえのない瞬間を映し出た、ハートフルなMVに仕上がっている。

アルバムには「パパの手」を含む1933ウクレレオールスターズ名義の5曲の新曲やサザンオールスターズの楽曲「LOVE AFFAIR～秘密のデート～」のウクレレカバーなど全15曲が収録されている。アルバムの初回限定盤には関口初の映像集となるDVD「SEKIGUCHI KAZUYUKI MUSIC VIDEO ARCHIVES」が付属。DVDにはMV全7作品に加え、ボーナストラックとしてライブ映像も収められている。

さらに関口の企画、プロデュースによるウクレレ展「ハワイの風吹くウクレレ展『ウクレレの島』」が8月25日まで神奈川・そごう横浜店で開催されている。会場では全体を“島”に見立てて、関口と高木が愛用するウクレレを山のように展示する「ウクレレの山」や、一風変わったウクレレを色とりどりに紹介する「ウクレレの森」、希少価値の高いコレクションを展示する「ウクレレの宝」といったコーナーを用意。関口がこだわり抜いて選んだ約40点の多彩なウクレレが並んでいる。また東京・タワーレコード渋谷店3階では、アルバムの発売を記念して関口がプロデュースしたプラスチックウクレレや1933ウクレレオールスターズのライブ写真のパネルが8月15日まで展示されている。