「浜の朝日の嘘つきどもと」は、福島の南相馬市に実在する映画館・朝日座を舞台にした作品。2011年の東日本大震災後、東京の映画配給会社に勤めていた福島県出身の茂木莉子が病に倒れた敬愛する恩師・田中茉莉子との約束を守るため閉館寸前の映画館の再建に向けて奔走する姿が描かれる。莉子を
Hakubiは映画のアフターストーリーを描いた昨年10月放送のドラマ「浜の朝日の嘘つきどもと」に主題歌「アカツキ」を提供しており、「アカツキ」では思い通りにならなかった夢のその先でしっかりと一歩を踏み出す主人公の覚悟を表現。対して今回の「栞」は、莉子と茉莉子の深い絆や、不器用ながらも前に進もうともがく莉子の強さを感じさせる1曲となっている。片桐(Vo, G)は本楽曲について、「今回書き下ろしをさせていただいた“栞”という曲は 暗い闇で膝を抱え込んでしまった自分を何も言わずただ信じ続けてくれた“あの人”へ 道標となってくれた“あの人”へ 自分の両の足で立てるようになった今手紙を書く様に書いた曲です。皆さんにとっての“あの人”にも届いてくれるといいなと思っています」とコメントしている。
またHakubiのメジャーデビューアルバムのタイトルが「era」に決定。9月8日にリリースされることが明らかになった。ワーナーミュージック・ジャパン内のレーベルunBORDEから発売される本作には先行配信シングル「アカツキ」「在る日々」「道化師にはなれない」や、新曲「栞」含む全12曲を収録。初回限定盤には、Hakubiが今年2月に東京・TSUTAYA O-EASTで開催した全国ツアー「極・粉塵爆発ツアー」初日公演の模様を収めたDVDが付属する。またアルバムを対象店舗で早期予約すると、特典として片桐が収録曲について語る「セルフライナーノーツCD-R」がプレゼントされる。今後は全国インストアライブツアーの開催も予定されているとのことなので、ファンは続報を楽しみに待とう。
片桐(Vo, G) コメント
あの頃、気がつけば何気なくそばにいてくれた人
今頃何をしているのだろうと思い浮かべ
ふいに会いたくなる“あの人”に感謝を伝えたくなる
優しくて温かいこの作品に
今回書き下ろしをさせていただいた“栞”という曲は
暗い闇で膝を抱え込んでしまった自分を
何も言わずただ信じ続けてくれた“あの人”へ
道標となってくれた“あの人”へ
自分の両の足で立てるようになった今
手紙を書く様に書いた曲です。
皆さんにとっての“あの人”にも
届いてくれるといいなと思っています。
藤原努プロデューサー コメント
この映画の主題歌のお願いをHakubiさんにした時、ボーカルの片桐さんは、デビューを控えてのコロナ禍の中、心身ともにかなり追い詰められている状況だったと聞きました。そこからの彼女の言わば立ち直りのタイミングと映画館の再生を模索するこの映画のテーマが、一種共振する形でこの主題歌は生まれたのではないかという気がしています。
“栞”はさまざまな出来事や人生のターニングポイントの象徴。
おそらくHakubiさんたちにとっても映画「
Hakubi「era」収録曲
CD
・アカツキ
・在る日々
・道化師にはなれない
・栞
ほか、計12曲収録予定
初回限定盤付属DVD
「極・粉塵爆発ツアー」初日公演から10曲分のライブ映像を収録
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