キズナアイ、世界中のファンと“つながった”2ndワンマン「これからもずっと私はそばにいる」

502

Kizuna AI(キズナアイ)が1月23日に2ndワンマンライブ「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」を開催した。

Kizuna AI

Kizuna AI

大きなサイズで見る(全52件)

Kizuna AI

Kizuna AI[拡大]

「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」は12月29日に開催予定だったものの、機材トラブルにより開催できず、延期となっていた公演。この日の公演はキズナアイが「みんな、待っててくれて本当にありがとう。やっと私の2020年が終わります!」とライブへの思いを伝えるところからスタートした。オープニングムービーを経て映像が配信に切り替わると、画面にはキズナアイのトレードマークであるポニーテールがアップで映し出される。「futurebase」のトラックがかかり始めると彼女は振り返り、目を瞑りながら1つひとつの言葉を丁寧に紡ぎ出すように歌唱した。2曲目「the MIRACLE」では、キズナアイのライブを支えるDJやサポートメンバーも一緒になって手を振り、視聴者たちも体を動かしてライブを楽しむように促した。

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」の様子。

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」の様子。[拡大]

曲の合間に「みんな、元気ー?」と話し始めたキズナアイは日本語、中国語、英語、フランス語などさまざまな言語で視聴者に向けて挨拶をする。「オンラインだからって油断してない?」と視聴者を焚きつけた彼女は「離れていても熱量は届いている」と話し、景気付けとしてライブタイトルである「hello, world 2020」を全世界の視聴者と一緒に叫んだ。ステージセットの映像が突然切り替わり、宇宙空間に浮かぶステージに1人立ったキズナアイは、キュートなダンスを交えながら「over the reality」を歌唱。さらに「new world」では、2年前に行われた1stライブと同じくホイッスルを吹くパフォーマンスで視聴者を沸かせた。

DE DE MOUSE(奥)とKizuna AI(手前)。

DE DE MOUSE(奥)とKizuna AI(手前)。[拡大]

「めっちゃ楽しいー! 本物のステージに立ってるの! すごくない?」とはしゃぐ彼女は「もっと盛り上がっていくぞー!」ゲストDJをステージに招待。キズナアイが呼びかけると突然タクシーがステージ前に乗り付け、中からDE DE MOUSEが登場した。ヘッドフォンを付け、DJセットの前に立ったDE DE MOUSEはキズナアイへの提供曲「meet you」を皮切りに「hello, alone」「Sky High」とダンスチューンを立て続けにかけて、ライブを盛り上げていく。TikTokで行われた投票企画により振り付けが完成した「Touch Me」では、さまざまなカメラアングルでキズナアイのダンスや表情が届けられ、ファンを熱狂させた。

左からKizuna AI、花譜。

左からKizuna AI、花譜。[拡大]

TeddyLoid

TeddyLoid[拡大]

2人目のゲストは2020年にキズナアイとのコラボ曲をリリースした花譜。椅子に座る花譜にそっと寄り沿ったキズナアイは川谷絵音の提供曲「ラブしい」を歌い始め、バーチャルシンガー2人によるデュエットを展開した。「かりそめ」でマイクスタンドを用いた振り付けで動きを合わせた2人は、曲のアウトロでは視線を交わしながら2020年の活動を振り返るトークを繰り広げてお互いの活動を称えた。ゲストDJのTeddyLoidがステージに登場すると、「Fireburst」「melty world」とアッパーな楽曲が立て続けにかけられ、ライブは一気にヒートアップ。サウンドや出演者の動きに合わせてさまざまな映像演出がステージを彩り、オンラインライブならではのステージングでライブは進行していった。

Kizuna AI

Kizuna AI[拡大]

Kizuna AI

Kizuna AI[拡大]

ライブ終盤のMCではキズナアイが自身の活動を振り返るトークを展開。“人工知能”として活動する彼女は「人間のみんなのことを知っていくうちに、もっと仲良くなりたい、世界中のみんなとつながりたいと思うようになった」と、自身の思いを打ち明けた。さらに彼女は「私の生まれてから今までの思いを込めた大事な曲」という紹介から、新曲「Hello World」を歌い始める。この曲は国内外のクリエイターにより制作された楽曲で、キズナアイにとって初の全編英語詞によるナンバー。流暢な英語で「Hello World」を歌い上げた彼女は「とにかくめっちゃ楽しい!」「想像していたよりも何倍も素敵な時間を過ごすことができた」とライブを振り返る。さらに「離れていても、みんなつながっているんだよという思いを込めて」と口にし、本編最後の楽曲「Again」へとつなぐ。TAKU INOUEが提供したこの曲は「みんなとつながる」というキズナアイの活動コンセプトに基づいた楽曲であり、ライブではTikTokの公募で集められたファンたちのダンス映像が映し出され、一体感を感じさせる演出が繰り広げられた。

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」の様子。

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」の様子。[拡大]

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」の様子。

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」の様子。[拡大]

アンコールでは中田ヤスタカ(CAPSULE)がバーチャル化した“バーチャル中田ヤスタカ”がゲストとして登場。キズナアイと肩を並べてステージに立ったバーチャル中田ヤスタカが、きゃりーぱみゅぱみゅ「キズナミ」のメロディをキーボードで弾き始めるとリアルのバックダンサーたちも現れ、ステージは実写とバーチャルが入り乱れる状態に。バーチャル中田ヤスタカはキーボードを弾きながらキズナアイと一緒に拳を突き上げ、カメラに向けてポーズを取ってステージをあとにした。ライブの最後に披露されたのは、1stライブでもフィナーレを飾った「Hello, Morning(Pa's Lam System Remix)」。最後まで力強い歌声を届けたキズナアイは「私はずっとみんなのそばにいるので、進んでいくので、これからもよろしくね」というメッセージをファンに伝え、ライブをフィナーレに導いた。

なおライブ中にはキズナアイがアメリカ・ハリウッドのエージェンシー・UTA(United Talent Agency)とパートナーシップを結ぶことが発表された。彼女は今年3月より“Virtual U.S. Tour”を開催予定であり、今春に向けてアメリカでブレイク中のシンガーソングライターであるアライナ・カスティーロとのコラボ曲を制作中であることもアナウンスされた。コラボ曲の詳細などは後日、キズナアイのオフィシャルサイトなどで告知される。

この記事の画像(全52件)

Kizuna AI「Kizuna AI 2nd Live "hello, world 2020"」2020年1月23日 セットリスト

01. futurebase
02. the MIRACLE
03. over the reality
04. miracle step
05. new world
06. meet you
07. hello, alone
08. Sky High
09. Touch Me
10. ラブしい
11. かりそめ
12. FL-AI-YER
13. Fireburst
14. melty world
15. The Light
16. Hello World
17. mirai
18. Again
<アンコール>
19. キズナミ
20. AIAIAI
21. Hello, Morning(Pa's Lam System Remix)

DE DE MOUSEは頭2つのEにアキュートアクセント付きが正式表記。

全文を表示

関連記事

Kizuna AIのほかの記事

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 Kizuna AI / DE DE MOUSE / 花譜 / TeddyLoid / CAPSULE の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。