つんく♂がAKB48を語る「市場が変わり新たなチャンス」

昨日11月12日、つんく♂が著書「口説く」の発売を記念したトークイベントを都内の書店で開催した。

つんく♂の著書は2008年発行の「一番になる人」以来2年ぶり。内容についてつんく♂は「自分の生い立ちや学んできたこと、シャ乱Qが大阪で成功したときのことや、ここ2年間の子供が生まれたことの経験談などを書いています」と説明。「クリエイターや若者、これから新たなことに挑戦しようと思っている人にぜひ読んでほしい」とアピールした。

プロデューサーとして数々の女性アイドルを世に送り出してきたつんく♂だが、現在人気を集めているAKB48に対する印象を尋ねられると「街のレコードショップにとって、キラーコンテンツができあがっているのはいい流れなんじゃないでしょうか。CDが売れないと言っている昨今、AKB48ががんばっていることによって日本のアイドル文化やガールズポップ文化が大きく変わってきた。さらに『そういう枠があるんだったら』ということでK-POPのガールズユニットが入ってきたり、市場が大きく変わってきているのは新たなるチャンスの到来だと思っていますし、前向きに捉えています」とコメント。現在第9期メンバーの最終オーディション中のモーニング娘。については「『（AKB48が）ああいう方法があるなら、モーニング娘。はこんな方法がありかなぁ』と思っているので、いろんなことを含め楽しみです」と今後の展開に期待を持たせた。

また、つんく♂プロデュースの女性による格闘技エンタテインメント「ザ☆キラーコンテンツ」も現在新メンバーのオーディション中とのこと。「面白い素人からアイドルの子たちまで集まってきているので、12月29日に行うのが非常に楽しみ」と、年末のショーに向けた意気込みを語った。