ライブナタリー主催のオンラインイベント「ライブナタリー オンライン『遠足を止めるな!今年はおうちでファミえんトーク』」が昨日8月23日に行われた。
これは
オープニングに登場したのは、エビ中の“校長”こと藤井ユーイチ、「ファミえん」の演出を手がける近藤キネオ、SDRの音楽制作担当・かりそめ先生、臼杵の4名。近藤は初期の「ファミえん」を象徴する巨大な蛇口のオブジェを抱えてステージに現れた。藤井は「ファミえん」を企画した経緯について、初年度の会場となった山梨・河口湖ステラシアターを押さえたところから逆算して「遠足」の要素を盛り込んでいったのだと説明。演出を担当する近藤は「2013年の河口湖がロケーション含めてすごくよかったんです。単純に楽しかったし、花火も上げられましたから。もう本番が終わってすぐ『これ毎年やろうよ』という話は出てましたね」と、初年度から「ファミえん」が恒例イベントになりうる手応えがあったことを明かした。そしておなじみのオープニングSE「ebiture」が流れると、「ファミえん」の歴代ステージ衣装をまとったエビ中メンバーが登場。それぞれが衣装のお気に入りポイントについて話す中、星名美怜は「衣装は保存が大変で私の分はもうなかったので、5番のを着てます(笑)」と、自身の衣装が今回イベントを欠席した安本のものであることを明かした。
臼杵から「メンバーの皆さんにとって『ファミえん』とはどういうものなのでしょうか?」という質問が飛ぶと、星名は「夏って感じです! 水を使った演出が多かったりと舞台上で夏らしいことをしているんですけど、スタッフの方々がバーベキューを用意してくださったり、スイカ割りをしたり、かき氷があったりして舞台裏も楽しいんです」と回答。柏木ひなたは「でも今年は『ファミえん』がないから、春夏秋冬じゃなくて“春秋冬”になってる」と、「ファミえん」のない夏を物足りなく感じているようだった。そしてエビ中職員の後半のゲストとして、ソニーミュージックレーベルズのA&R・井上さん、ボイストレーナーのえみこ先生、エビ中副担任の隈内さんの3名が登場。えみこ先生がエビ中に携わるようになってから、歌声への影響を考慮して「ファミえん」でかき氷を食べる機会が減ったことや、えみこ先生がメンバーたちのメンターを担っているといった両者の関係性がうかがえるエピソードが披露された。
イベントが折り返しに差しかかると、メンバーそれぞれが思う「ファミえん」の名場面を話していく流れに。台風接近という悪天候の中行われた2016年度の「ファミえん」を挙げた真山りかは、その理由について「台風の影響で天気が変わりやすくて、ちょうどトロッコに乗ってるときにずぶ濡れになっちゃって。もう正直ライブどころじゃないくらい寒かった思い出があります(笑)」とコメント。星名からは2013年度の「ファミえん」前に前髪を切りすぎてしまったことで藤井校長の前髪チェックが厳しくなったというエピソードが飛び出した。柏木は2019年度の「ファミえん」から、安本のとある名場面をセレクト。「買い物しようと町田へ」のパフォーマンス時に、花道からステージへと戻らなくてはいけないタイミングで1人出遅れってしまったという安本の様子をユーモアたっぷりに語った。小林歌穂は初参加となった2014年度の「ファミえん」にて、誤って花道に設置された噴水に突っ込んでしまったというエピソードを披露。「私はとても重大なミスを犯してしまったから、エビ中を去らなきゃいけないと思った」と当時の心境を笑顔で述べた。小林と共に2014年初頭にエビ中に加入した中山莉子も同年度をチョイス。「すごい走り回ったあとに櫓を登るという一番の試練があって、初めての『ファミえん』なのに自分何やってるんだろう?」「これを毎年やらないといけないのか?と思った(笑)」と初めての「ファミえん」を振り返った。
終盤にはエビ中ファミリー(私立恵比寿中学のファンの呼称)から事前に募集したTwitter企画「『ファミえん』レポ名場面ランキング」の上位3位の発表が行われたほか、エビ中メンバーはハッシュタグ「#エビナタ」で投稿されたツイートのタイムラインを眺めながら「ファミえん」の思い出話に花を咲かせた。中山は1日を振り返りながら「『ファミえん』のDVDを見返すと、私たちもそうですけど、ファンの皆さんの表情がすごく楽しそうなんですよね。私たちも『ファミえん』があるのとないのとでは夏の楽しさが全然違うと思っていて。だからこそ今回振り返ってみて、来年の楽しみが増えました」と笑顔で話して約2時間におよぶトークイベントを締めくくった。
まさよし隊員💋🐶💜@ @dorimasayoshi
【イベントレポート】私立恵比寿中学、職員たちと語り合った「ファミえん」の思い出と名場面 https://t.co/OGzb97GSZV