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LADYBABY熱狂生み出した活動休止前ラストライブ、4人が語った自分たちの居場所

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LADYBABY「Reburn」の様子。

LADYBABY「Reburn」の様子。

LADYBABYが1月13日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブ「Reburn」を開催し、本公演をもって活動を休止した。

LADYBABYはJ-POPとデスボイスを組み合わせた“Kawaii-Death”というオリジナルジャンルを掲げ、2015年に始動。2018年2月からは初期メンバーの金子理江に池田菜々、有馬えみり、唐沢風花を加えた4人体制で活動していたが、昨年11月にスタートしたライブツアー「SEE YOU Reburn TOUR」のファイナルであるこの日のLIQUIDROOM公演を最後にそれぞれの道へ進むことに。過去最大規模のワンマンライブとして行われた本公演は、大勢のファンで満員になった。

開演前から場内の熱気が高まる中、LADYBABYはバックバンド・THE CHAOSによる迫力の演奏をバックにデビュー曲「ニッポン饅頭」でライブをスタートさせる。イントロから有馬のデスボイスが響き渡り、2曲目の「破天ニ雷鳴」では池田のキレのあるラップが炸裂。金子は「最後とか関係なく、1人ひとりがライブの空間を作っているというモットーでやっていくので、みんなで声と体で表現してLADYBABYのライブを作ってください。よろしくお願いします!」と挨拶し、オーディエンスを力強く煽った。

続いてLADYBABYは唐沢のアカペラで始まる「Pinky! Pinky!」やラウドロックナンバー「Riot Anthem」など、グループの持ち味であるハードな楽曲でフロアを沸かせていく。4曲連続で披露されたところでステージにはスモークが勢いよく立ちのぼり、THE CHAOSの重圧なサウンドに合わせて有馬がデスボイスによるソロパフォーマンスを展開。バラード曲「God's Not」が届けられたあとにはメンバー個別のインタビュー映像が上映され、場内がセンチメンタルなムードに包まれた。その後ライブは「Generation Hard Knocks」で再開し、「嗚呼生きていたいよ もっと生きていたいよ」という金子の力強い歌声が会場に響く。1月13日に発売されたアルバム「REBURN」の収録曲で、“別れと旅立ち”をテーマにした「endless end Hello」ではメンバーがファンと共に左右に手を振って会場を1つにした。

THE CHAOSのメンバーを紹介した4人は、1人ずつファンに向けて挨拶。池田は「LADYBABYは私にとって唯一の居場所でした。何もなかった日常に明るすぎるくらいの光が当たって、いろんな経験や試練をこの2年間で感じることができました」と語り、有馬は「区切りが付いたとて、LADYBABYはLADYBABYのままでそれぞれの道へ進んでいくんじゃないかなと思います。楽しかった思い出をいろんなところに連れていきます」と頼もしい言葉を述べる。唐沢は涙ながらに「もっともっとレベルアップして、また4人でステージに立ったときに足を引っ張らないように成長して帰ってきたいです。いつか、絶対に」と再会を約束。金子は「私は自分の感情をさらけ出せる場所がLADYBABYだったんだなと気付いたときに、自分自身が誰かの居場所になれるようなライブをしていきたいなと思いました。一瞬一瞬でも人に寄り添えていられたなら、5年間やり続けたことに意味があるなって。アイドルがどうとかは重要ではないんですけど、そういうことがアイドルなのなかとLADYBABYが教えてくれた気がします」と胸の内を吐露した。それぞれ思いを伝え終えたLADYBABYは、扇子を片手に「セシボン・キブン」を歌唱。ラストの「アゲアゲマネー ~おちんぎん大作戦~」ではお札を模した大量の紙がフロアを舞った。

アンコールで再びステージに現れた4人は現体制初のシングルとして2018年5月に発表した「ホシノナイソラ」を披露したほか、“Kawaii-Death”に昭和歌謡のテイストを加えた「ダメダメ殿」でファンと一緒にジャンプする。そして「始まりの歌で終わりたいと思います!」という叫びを合図にこの日2回目の「ニッポン饅頭」が熱唱され、熱狂の中で活動休止前のラストライブが終幕。金子は「またこのチームで戻ってこれたらいいなと思います……どうもありがとうございました!」と力いっぱい感謝の気持ちを伝えた。

LADYBABY「Reburn」2020年1月13日 LIQUIDROOM セットリスト

SE. overture Ovesea(Long ver.)
01. ニッポン饅頭
02. 破天ニ雷鳴
03. 参拝!御朱印girl☆
04. Easter Bunny
05. Pinky! Pinky!
06. 渋谷 CROSSING
07. Riot Anthem
08. 禊island
09. God's Not
10. Generation Hard Knocks
11. endless end Hello
12. セシボン・キブン
13. アゲアゲマネー ~おちんぎん大作戦~
<アンコール>
14. ホシノナイソラ
15. ダメダメ殿
16. ニッポン饅頭

撮影:高田メタル、小林公士、北村晃一

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