キスマイが始まりの場所で紅白出場発表、GENERATIONSはおそろいのTシャツで

本日11月14日に東京・NHK放送センターで12月31日（火）に放送される「第70回NHK紅白歌合戦」の出場歌手発表会見が行われた。

白組司会を櫻井翔（嵐）、紅組司会を綾瀬はるか、総合司会を内村光良（ウッチャンナンチャン）が担当する今年の「紅白歌合戦」。白組が20組、紅組が21組の計41組が出場する。本日の会見には初出場者の中からOfficial髭男dism、Kis-My-Ft2、GENERATIONS from EXILE TRIBE、日向坂46、Foorin、LiSAの計6組が登壇した。

Foorinは今回、新たに結成された英語ネイティブの5人組・Foorin team Eとパフォーマンスする。ユニットを代表して、もえのは「初出場ということで、とってもうれしいです。日本の皆さんに元気を届けられるようにteam Eの皆さんと最高のパフォーマンスを届けられるようにがんばりたいです！」と明るく笑顔で語った。LiSAは「今日まで応援してくださった世界中の皆さん、紅白で初めてご覧いただく皆さんにテレビを通して、私らしいライブを届けられればと思っています」とコメント。日向坂46からはキャプテンの佐々木久美が「今回初出場させていただけてありがとうございます。私もみんなもずっとおうちで観ていてパワーをたくさんもらっていた番組なので、そんな番組に出演させていただけるのは光栄です」と感慨深げに述べた。

Kis-My-Ft2を代表して北山宏光は「今日出演することを聞いて、とてもうれしくて、感慨深いものがありました。僕たちが“Kis-My-Ft2”というグループの名前を聞いたのは、NHKの番組のリハーサルのときです。そこから長い間、みんなそれぞれ成長してきました」としみじみと語り、「令和初の紅白ということで、7人で力を合わせて（ジャニー喜多川）社長に感謝を込めながらがんばっていきたいと思います」と力強い眼差しで語った。Official髭男dismより藤原聡（Vo, Piano）は「目標だった紅白に出演させていただけるということで、うれしい気持ちでいっぱいです。いい音楽を届けられるように力を合わせてがんばっていきたいと思います」と意気込む。GENERATIONS from EXILE TRIBEからはリーダーの白濱亜嵐が「この7人でやってきて本当によかった」と述べ、「今着ているTシャツは『もし出演が決まったらみんなで着よう』と（佐野）玲於が用意してくれたTシャツです。今日は着ることができてうれしく思います」と、「DREAMERS」の曲名が入ったTシャツをアピールした。

スケジュールの都合で会見に参加できなかったKing Gnuは「自分たちがこの大舞台に立てる日がくるとは思っていなかったので、正直とても驚いています。ここまで支えてくださったファンの皆さん、家族の期待に応えられるように精一杯がんばりたいと思います」とコメントを寄せる。舞台中のため欠席した菅田将暉はVTRを通して、「今年は全国ツアーもさせていただいて、改めて音楽を届ける楽しさを感じた1年でした。大晦日は全国の方々に歌を聞いてもらえるということで、精一杯自分なりにやっていきたいと思います」と伝えた。

質疑応答で「ジャニーズにはいろんなグループが出ますが、Kis-My-Ft2はどういうところで自分たちの存在や強みを出していきたいか？」と問われると、北山は「やっぱりローラースケート。自分たちにしかできないパフォーマンスをやっていきたい」とアピール。「紅白についてはどういうふうに思っていましたか？」という質問には「これまで自分たちが今できる最善のことをやってきたので、順番に関しては気にしていませんでしたが、今回出させていただいたことで次のステージにいけるんじゃないかと思います」と目を輝かせる。記者からいつもよりも緊張していることを指摘されると、7人一斉に顔をほころばせ、北山は「それは緊張しますよ。このスタジオに向かうまでの廊下とか、昔のことを思い出しながら歩いていました」と穏やかに語った。

日向坂46の佐々木久美は乃木坂46や欅坂46と一緒に出演できることを喜びながらも、「坂道のうちの1つのグループというよりは、日向坂46を知ってもらえるようにパフォーマンスしたいです。私たちは結成3年、デビューして1年経っていないのでフレッシュさを出していきたい」と初々しく語った。EXILEとして出場経験のある白濱亜嵐と関口メンディーは「GENERATIONS7人で出ることが夢でした。これまで紅白を気にしてなかったと言ったら嘘になるし、毎年出たいなと思っていたので、出場することができて心からうれしく思います」と万感の様子。メンディーは「LDHのアーティストが自分たちだけなので、LDHの代表としてしっかりとパフォーマンスを届けていきたい」と力強く語った。

最後には今年話題を呼んだラグビーにちなんで「Kis-My-Ft2でリーチ・マイケルと言えば？」というユニークな質問が飛び出し、宮田俊哉が「僕、宮田だと思います！ 共通点があって……同い年なんです！」と場を和ませ、会見を締めくくった。