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さくら学院、中3が進路明かした2018年度最後のライブハウス公演

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左から日高麻鈴、新谷ゆづみ、麻生真彩。

左から日高麻鈴、新谷ゆづみ、麻生真彩。

さくら学院が昨日3月26日に東京・TSUTAYA O-EASTでワンマンライブ「The Road to Graduation 2018 ~放課後アンソロジー レッツ スタンディング~」を開催した。

3月30日の公演をもって中等部3年の麻生真彩、日高麻鈴、新谷ゆづみがグループを卒業し、2018年度の活動を終えるさくら学院。2018年度最後のオールスタンディングライブとなった昨日の公演では、卒業公演前最後のライブで恒例となっている中等部3年のメンバーによる“進路発表”も行われた。

満員の会場に姿を現したさくら学院は「オトメゴコロ。」でライブをスタート。この12人でのステージも残すところあと2回とあって、気概に満ちたパフォーマンスでさっそく父兄(さくら学院のファンの呼称)を熱狂させる。さくら学院が父兄と共にピンク色のフラッグを振った「WONDERFUL JOURNEY」、軽快なクラップが弾けた「Song for smiling」を経て、12人は配信番組「さくら学院の顔笑れ!! FRESH! マンデー」でおなじみの、メンバーからメンバーへ意見する「目安箱」のコーナーをステージ上で実施。八木美樹は日高に「レッスンのときにいきなり歌を歌い始めるのはびっくりするからやめてほしい」、藤平華乃は麻生に「一緒に移動するときに歩く速度がすっごく遅い」、野中ここなは新谷に「私服やレッスン着の色が暗い」と中2以下のメンバーが中3メンバーに物申し、それを受けた中3メンバーは一生懸命弁明していた。

森萌々穂が「モヤモヤがスッキリ晴れたということで次の曲に!」とトークを終了させ、さくら学院は「My Road」でライブを再開。「マシュマロ色の君と」の「君は 宝物だよ」と歌うパートは、普段はステージ中央で中3メンバーが抱き合うが、この日の3人は満面の笑みでピースをして客席に手を振っていた。ライブ後半のMCでは年度内にメンバーでやり残したことが話題に。吉田爽葉香はメンバー全員で遊びに行くという夢が叶わなかったことを挙げ、麻生は「運動会をやりたかった」と語る。年内に日高の身長を抜くことが目標だった八木は、麻生の提案でステージ上で日高と背くらべ。八木の身長のほうが高いことが判明すると、彼女は「やったでー!」と大はしゃぎしていた。野中も日高と背くらべをし、日高の身長を抜いたことを確認。日高は「卒業して逃げようと思ってたのに……でもまだ伸びるかもしれないから!」と期待を寄せた。

今年度の新曲「Carry on」、今年度のアルバム「さくら学院 2018年度 ~Life 色褪せない日々~」にも収録された「Jump Up ~ちいさな勇気~」の2曲で本編は終了。アンコールでは、恒例の中等部3年による進路発表が行われた。最初に切り出した日高は幼い頃から憧れていたミュージカル女優という夢に向かって歩んでいくことを宣言。「ミュージカル作品にはいろんな時代背景や物語があって作品によってダンスの種類や歌のジャンルも違います。基礎も含めていろんな作品からいろんなことを学んで吸収して、私の大好きな歌で劇場に来たお客さんの心を動かせるようなスーパーレディになれるようにこれからもがんばります!」と力強く語った。

続いてマイクを握った麻生は転入(加入)前は女優に憧れていたが、さくら学院の活動の中で自分を支えてくれた「歌」を極めていくために音楽アーティストの道を進んでいくことに決めたと話す。麻生はとあるアーティストが発信した「自分たちはあなたたちに夢や希望を与えるんじゃなくて、ここに来たあなたたちが誰かに夢や希望を与えるためにここにいる」という言葉に胸を打たれたそうで、「私も誰かの心を動かせるような人間になりたいと思いました。だから私はさくら学院を卒業しても歌うことを続けていきたいと思います。まだ歌を歌う人になれるレベルに達してないと自分でもわかっています。でも絶対に私は父兄さんの前で堂々と胸を張って歌って、父兄さんの心も動かせるようなアーティストさんになると心に決めました!」と笑顔を見せた。

新谷は「ダンスや歌も大好きなんですけど、やっぱり私が一番好きなのはお芝居だということに気付きました」とハキハキ話し、女優という夢を目指すことを発表。「簡単な道ではないと思っているし、これからいろんな壁があると思うんですけど、それでも私はお芝居というものに強く携わっていきたいと思います。どんな女優になりたいかと言われると、まだまだ未熟な私ははっきり答えることは難しいんですけど、これから徐々に自分のなりたい理想像を広げていって、誰かの心に寄り添えるようなお芝居ができる女優さんを目指してがんばります」と話すと、父兄から新たな道を示した3人に向けて大きな拍手が贈られた。進路を発表したあと、3人は「clover」をダンスパフォーマンス付きで初披露することに。しかしタイトルコールがずれてしまい、3人は「精神……純一!」と“精神統一”して仕切り直し、「clover」を改めて披露した。ほかのメンバーもステージで合流して、さくら学院は「夢に向かって」でライブをフィニッシュ。大きく手を振りながらステージを下りた。

3月30日に神奈川・神奈川県民ホール 大ホールで行われる2018年度最後のライブ「The Road to Graduation 2018 Final ~さくら学院 2018年度 卒業~」のチケットは完売。翌31日には全国の映画館にてライブ映像が上映されることが決定している。

さくら学院「The Road to Graduation 2018 ~放課後アンソロジー レッツ スタンディング~」2019年3月26日 TSUTAYA O-EAST セットリスト

01. オトメゴコロ。
02. 顔笑れ!!
03. WONDERFUL JOURNEY
04. Song for smiling
05. My Road
06. マシュマロ色の君と
07. Fairy tale
08. Carry on
09. Jump Up ~ちいさな勇気~
<アンコール>
10. clover / 中等部3年(新谷ゆづみ、麻生真彩、日高麻鈴)
11. 夢に向かって

さくら学院「The Road to Graduation 2018 Final ~さくら学院 2018年度 卒業~」

2019年3月30日(土)神奈川県 神奈川県民ホール 大ホール

「The Road to Graduation 2018 Final ~さくら学院 2018年度 卒業~」ライブ・ビューイング

2019年3月31日(日)北海道 ディノスシネマズ札幌劇場 / 宮城県 MOVIX仙台 / 東京都 TOHOシネマズ 上野 / 東京都 新宿バルト9 / 東京都 イオンシネマ シアタス調布 / 神奈川県 横浜ブルク13 / 千葉県 シネプレックス幕張 / 埼玉県 ユナイテッド・シネマ浦和 / 愛知県 ミッドランドスクエアシネマ / 石川県 金沢コロナシネマワールド / 大阪府 梅田ブルク7 / 京都府 MOVIX京都 / 広島県 広島バルト11 / 福岡県 ユナイテッド・シネマ キャナルシティ13
START 19:00

※日高麻鈴の「高」ははしご高が正式表記。

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