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うらたぬき&あほの坂田、王子様になってフィアンセを探す熱狂の一夜

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うらさか「URASAKA KINGDOM~To kiss princess~」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB])

うらさか「URASAKA KINGDOM~To kiss princess~」最終公演の様子。(撮影:小松陽祐[ODD JOB])

浦島坂田船のうらたぬきとあほの坂田によるライブツアー「URASAKA KINGDOM~To kiss princess~」の最終公演が、1月14日に東京・Zepp Tokyoで開催された。

「URASAKA KINGDOM」というライブタイトルに合わせ、ステージセットはお城の内装を思わせるもので統一されており、開演前の会場内は荘厳な雰囲気に包まれていた。定刻を迎え「うらたぬきとあほの坂田が、たった1人のフィアンセを探すために深い眠りから覚めた」というストーリーのムービーが流れたのち、ステージ中央の扉から“王子様”に扮した2人が登場。彼らは「プリンセスに口づけを」「ノンファンタジー」といったラブソングを届け、ライブ序盤のファンのテンションを一気に引き上げていく。「ロメオ」の演奏中にあほの坂田がひざまずいてうらたぬきの手にキスをすると悲鳴のような黄色い歓声が上がり、会場内は熱狂の渦に包まれていった。

アドリブを交えたセリフでファンを熱狂させた「ハイヒール・プリンセス」や、ステージ上で2人がハイタッチを交わした「恋をしよう」など、2人は息の合ったコンビネーションでオーディエンスを盛り上げていく。うらたぬきがステージから掃け、あほの坂田がステージに残ると、彼は「俺に力を貸してください」というひと言から「世界の真ん中を歩く」を歌い始める。坂田の呼びかけに応えるようにフロアからは盛大なシンガロングが上がり、会場内は一体感のある空気感に包まれた。

ライブ中盤には朗読コーナーが用意され、うらたぬきとあほの坂田は台本を手に、王子様がたった1人のフィアンセを見つけるストーリーを読み上げていく。その後は朗読で紡がれたストーリーとリンクした新曲「フィアンセ」を2人で歌唱。2人が曲中の「幸せになろう」というセリフで声を合わせると、会場内は割れんばかりの大歓声に包まれた。

ライブ中盤の企画VTR上映後、ステージに1人で現れたうらたぬきはソロで「テオ」を熱唱。歌唱中にイヤモニを外した彼は観客の歓声に耳を傾けると、フロアからも盛大なシンガロングが上がった。「テオ」歌唱後にはあほの坂田も合流。あほの坂田のソロ曲「スクールボーイ」を2人で肩を組んで歌ったり、うらたぬきのソロ曲「Life goes on」で心地よいハーモニーを響かせたりと、浦島坂田船のライブでは見られないコラボステージでファンを沸かせた。

ライブ終盤のMCでは約10年前に知り合ったという2人が「うらさか」名義で活動し始めた当初のことを回想するトークが繰り広げられた。ファンの応援があって浦島坂田船の活動と並行しながら、うらさかとしてのライブを続けられていることに感謝した2人は「思い出の曲」として「コンティニュー」を歌唱。「俺たちの旅はまだまだ続きます!」と言い残した彼らは、弾けるような笑顔でステージをあとにした。

熱烈なアンコールに応えて再度ステージに現れた2人は「イノコリ先生」でライブを再開。最後の楽曲「最強ライバル」では、2人がお互いを認め合うかのように向き合って歌い、あほの坂田がアドリブで「これからも一緒に、走っていくんやろ?」と相方に呼びかけるひと幕もあった。計20曲を届けた2人はオーディエンス1人ひとりと目を合わせるかのようにフロアを見渡して挨拶し、「URASAKA KINGDOM~To kiss princess~」をフィナーレに導いた。

うらさか「URASAKA KINGDOM~To kiss princess~」2019年1月14日 Zepp Tokyo セットリスト

01. プリンセスに口づけを
02. ノンファンタジー
03. ロメオ
04. ハイヒール・プリンセス
05. 恋をしよう
06. 夢ファンファーレ
07. 世界の真ん中を歩く
08. フィアンセ
09. テオ
10. ユメミドリ
11. WAA!!!!
12. アウトサイダー
13. しんでしまうとはなさけない!
14. スクールボーイ
15. Life goes on
16. かいしんのいちげき!
17. ダンスロボットダンス
18. コンティニュー
<アンコール>
19. イノコリ先生
20. 最強ライバル

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