この公演はVR技術を使用し彼らのライブの魅力を伝えるプロジェクト「Survive Said The Prophet VR Experience」の一環として行われたもの。バンドにとって初めてのZeppでのワンマンライブとなった。
ライブはYosh(Vo)とYudai(B, Scream)のシャウトが炸裂する「Lost in Time」で幕開け。一気に場内をヒートアップさせるとYoshは「初Zeppワンマンにようこそ! 今日は1000人をSurvive Said The Prophetが独り占めします!」と声を上げ、バンドはさらに「Fool's gold」「found & lost」とエッジの効いたナンバーを続けた。
ゆったりしたテンポの「When I」で場内はそれまでのアグレッシブなムードから一転、リラックスモードに。続く「Conscious」ではYoshの前に用意されたお立ち台に、Tatsuya(G)、Yudai、Ivan(G)が肩を寄せ合うように座り、さらにShow(Dr)に手招きしてみせるなど、メンバーはふざけながら楽しげにプレイ。Yoshが伸びやかな歌声を聴かせたバラード「Follow」では、オーディエンスが大合唱でバンドの熱演に応え、メンバーはその様子をうれしそうに見ていた。
場内が妖艶に彩られた「Tierra」の演奏後に会場が暗転し、明るくなると同時にフロア後方に用意されたサブステージにYoshとIvanの姿が現れる。驚くファンに向かってYoshは「前も後ろも全員ファミリーだよ!」と説明した。さらにこの日の撮影クルーや、無料ライブに協力してくれたスタッフなどに感謝の言葉を述べ、「音楽に人生を捧げてる人に拍手を。そういうやつらがちゃんと拍手がもらえなかったら何も変わんねえぞ!」とシャウト。大きな拍手が贈られる中、YoshはIvanのアコースティックギターの演奏に乗せて感傷的に「3 a.m」を歌い上げる。後半のシンガロングパートになると、メインステージに立つTatsuya、Yudai、Showが演奏に加わり、戻ってきたYosh、Ivanと共に壮大な演奏を届けた。そのままバンドは「UPLIFTED」「MIRROR」を連投し、「Network System」で場内を再びヒートアップさせてライブを終えた。最後にYoshは2019年2月3日に東京・マイナビBLITZ赤坂にて行うライブツアー「s p a c e [ s ]TOUR 2018-19」の最終公演に触れ「約束する、BLITZのほうが半端ねえから!」と宣言し、大歓声に包まれる中、バンドはステージをあとにした。
なおSurvive Said The Prophetは9月26日にニューアルバム「s p a c e [ s ]」をリリースする。
Survive Said The Prophet VR EXPERIENCE
2018年9月7日 Zepp DiverCity TOKYO セットリスト
・s p a c e [ s ]
01. Lost in Time
02. Fool's gold
03. found & lost
04. When I
05. Conscious
06. Follow
・p a c e s [ s ]
07. NE:ONE
08. HI | LO
09. Tierra
10. 3 a.m
11. UPLIFTED
12. MIRROR
13. Network System
リンク
- Survive Said The Prophet OFFICIAL WEB
- Survive Said The Prophet VR EX
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