バックバンドのメンバーが定位置に付き、生演奏でSEを鳴らすと客席の後ろからフォーマルな衣装に身を包んだCUBERSの5人が登場。オーディエンスの目の前を通り、ステージに立った彼らはEarth, Wind & Fire「September」のカバーで心地よいハーモニーを響かせた。1曲歌い終えたCUBERSは間髪入れずにオリジナル曲「New days」を歌唱。普段のライブではダンスを披露しながら歌唱する彼らだが、この日のライブではタイトルにある「踊らないワンマン」の言葉通りダンスを一切せず、体を揺らしながら歌声を届けていった。
いつものライブと変わらず客席からメンバー1人ひとりの名前を呼ぶコールが入った「SHY」、CDの音源とは異なるバンドアレンジでじっくりと歌声を聴かせた「Listen to Miracle」を経て、彼らはアッパーチューン「PINK」のパフォーマンスへ。普段は動きの激しいダンスと共に披露されるこの曲も「踊らないワンマン」では各メンバーが歌に集中し、それぞれが熱のこもった歌声を響かせてファンを魅了した。
MCではこの日のライブの会場入りの順番をTwitterの投票機能を使って決めた話題で盛り上がる。投票の結果、なぜか春斗がぶっちぎりの1位となったことでメンバーから祝福されると、本人は納得いかない表情を浮かべながらも「ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。MC明けに披露されたのは、グローヴァー・ワシントン・ジュニア「Just the Two of Us」のカバー。MCではいじられキャラの春斗は歌でメンバーを引っ張り、グループのメインボーカルとしての実力を見せつけていた。
最新シングルの「それじゃ、よろしく」では動画撮影が許可され、CUBERSの5人は多数のスマートフォンを向けられる中で楽曲を披露した。その後は彼らのライブで定番となっている「君に願いを」「Bi'Bi'Bi'」の2曲が迫力あるバンドサウンドと共に届けられ、「踊らないワンマン」昼公演の本編の幕が閉じた。
アンコールに応えてすぐさまCUBERSの5人が戻ってくると、彼らは「カラフルにしよう」で声を合わせ、再び会場内のテンションを引き上げた。1曲歌い上げたあと「ボクラチューン!!」の演奏に差しかかる前に彼らはじゃんけんを始め、このじゃんけんには春斗が勝利。この曲には5パターンの振付が用意されており、じゃんけんに勝利した春斗の振付を5人でパフォーマンスすることになった。メンバーは客席まで歩み寄り、ファンの目の前で「ボクラチューン!!」を歌い、大盛況の中、昼公演をフィナーレに導いた。
CUBERS「夏の“踊らないワンマン2018”~豪華なフルバンド編成!生演奏でお届けします~」2018年8月5日 JZ Brat Sound of Tokyo 昼公演 セットリスト
01. September
02. New days
03. 神様は忙しい
04. SHY
05. Listen to Miracle
06. PINK
07. Just the Two of Us
08. Forever
09. それじゃ、よろしく
10. 君に願いを
11. Bi'Bi'Bi'
<アンコール>
12. カラフルにしよう
13. ボクラチューン!!
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音楽ナタリー @natalie_mu
【ライブレポート】CUBERS、5人のハーモニー響かせた夏の“踊らないワンマン”(写真23枚) https://t.co/yMLSsYYl5a https://t.co/o5ZcdNqJDw