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窪塚洋介ら出演映画「PLANETIST」音楽を大野由美子、Cornelius、dipヤマジが担当

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「PLANETIST」のワンシーン。(c) PLANETIST FILM PARTNERS

「PLANETIST」のワンシーン。(c) PLANETIST FILM PARTNERS

豊田利晃監督によるドキュメンタリー映画「PLANETIST」が来年2019年に公開される。

「PLANETIST」は小笠原諸島で自然と共に生きるレジェンドサーファー・宮川典継を題材にした作品。宮川が案内する小笠原の自然によって、島を訪れたアーティストたちの想像力が喚起される瞬間が映像に収められる。出演者にはGOMA窪塚洋介渋川清彦中村達也、ヤマジカズヒデ(dip)らが名を連ね、ナレーションは小泉今日子が担当。大野由美子(Buffalo Daughter)、Cornelius、ヤマジが音楽を手がけ、zAkが音楽監督を務める。

監督の豊田は本作について「地球と遊ぶこと。そのドリーミングな一瞬を観客と共有したいと思う。素敵な時間である。この一瞬のために人生があったのではないかと錯覚する。僕が死ぬ前に思い出す景色がこの映画に収められている」とコメントしている。

豊田利晃 コメント

僕が島へのゲストを決めて、宮川典継が場所、時間、日にち、風、波、島の脈動の流れを読み、この島を祝福するような、祭宴を作り上げる。
その時、その場所でしか起こらない奇跡。それを、地球の流れを読み、成立させていく。その祭宴に参加する者は、地球との一体感を感じて、それぞれが、それぞれの想像力を刺激され、何かを見る。僕は、それを「怪獣」と例える。これが、このドキュメンタリーというには作為的な映画の運動だ。地球と遊ぶこと。そのドリーミングな一瞬を観客と共有したいと思う。素敵な時間である。この一瞬のために人生があったのではないかと錯覚する。僕が死ぬ前に思い出す景色がこの映画に収められている。
このドキュメンタリーの終わりは時間だ。2018年。小笠原返還50周年。結末はわからない。ただ時間だけが迫っていく。これ以上はないと思える光景が最後に見えるだろう。そんな夢を僕は見ている。
南の島へ行くといつも戦争の記憶と出会う。その記憶は放置されたまま現在もそこにある。辺境の島は国家の姿が丸見えだ。小笠原諸島は国策で作り上げられてきた。明治から昭和初期にかけて父島要塞と呼ばれた軍事島に変貌した。硫黄島の硫黄は火薬の燃料だ。硫黄の発掘とコカの栽培。第二次世界大戦の重要な拠点になった。
伊豆大島から15歳のときに硫黄島に渡ってきたのが、宮川典継のおじいさんだ。戦争の時代をくぐり抜け、世界自然遺産の平和な島への変貌。その記憶をひとつに、2018年の光景として、この映画のクライマックスになるだろう。それが、プラネティストとしての宮川の決意である。
宮川は小笠原で自然保護の仕事に従事している。島の生態系を守ること。それが仕事であり、彼の生き方である。世界的に見て、生態系が守られている場所は珍しい。小笠原が東洋のガラパゴスと呼ばれるように。生態系を守ることは地球を守ることである。

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