CNBLUEイ・ジョンヒョン、入隊前最後のライブでファンと熱唱

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CNBLUEのイ・ジョンヒョン(G, Vo)が、6月15日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールにてツアー「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan -METROPOLIS-」のファイナル公演を開催した。

イ・ジョンヒョン(CNBLUE)(撮影:平野タカシ)

イ・ジョンヒョン(CNBLUE)(撮影:平野タカシ)

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1月に約2年ぶり通算2枚目のソロアルバム「METROPOLIS」を発表し、2月に神奈川と大阪でライブを行ったジョンヒョン。今回はその追加公演のファイナルで、全8公演行われた「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan -METROPOLIS-」では2万8000人を動員した。

イ・ジョンヒョン(CNBLUE)(撮影:平野タカシ)

イ・ジョンヒョン(CNBLUE)(撮影:平野タカシ)[拡大]

この日のライブはジョンヒョンにとって入隊前最後のライブ。客電が落ち、ミラーボールが反射する光が会場いっぱいを満たす中「Intro」に乗ってジョンヒョンが登場した。スーツ姿のジョンヒョンは愛用のPRSのギターを肩にかけ、そのギターで紡ぐカッティングが印象的な「Starry Places」でライブをスタート。ジョンヒョンは「今日がファイナルです。わかってると思うけど、このライブが終わると、(会えない時間が)けっこう長いです。今日はカメラが入ってるので、その間に思い出せる映像を作りたいので、皆さんの気持ちを見せてもらってもいいですか?」と「Foxy」のコーラスパートを点呼を取るように1階席から3階席まで、順に確認していく。そしてジョンヒョンはファンの大きなかけ声を聴いて「最高! すげーな、今日」と満足そうな笑顔を見せた。

イ・ジョンヒョン「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan ーMETROPOLISー」6月15日神奈川・パシフィコ横浜国立大ホール公演の様子。(撮影:平野タカシ)

イ・ジョンヒョン「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan ーMETROPOLISー」6月15日神奈川・パシフィコ横浜国立大ホール公演の様子。(撮影:平野タカシ)[拡大]

「Only Beauty」では、ジョンヒョンのギターに呼応するようファンがシンガロング。ジョンヒョンがバンドの演奏を止めて、ファンの声にじっくり聴き入る一幕もあった。幼少期に日本に住んでいたこともあり、日本語が堪能なジョンヒョンは自身が出演した日本映画「生きる街」の舞台挨拶でのエピソードを日本語で披露。「若い女の子に『社会に出るのが怖いからアドバイスをしてほしい』って言われて、仏作家、ポール・ブールジェの『考えたとおりに生きないと 生きてるとおりに考えてしまうから』という言葉を贈りました。いつも幸せになれるように、がんばってと言いたかった」と饒舌に語った。「僕ももう、そういう年になった。若くないんで」と笑うジョンヒョンに客席から「オッパ(お兄さん)、まだまだ若い」という声が上がると、「オッパじゃないから! ウソうまいですね、奥さん(笑)」と笑いを巻き起こしていた。

イ・ジョンヒョン「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan ーMETROPOLISー」6月15日神奈川・パシフィコ横浜国立大ホール公演の様子。(撮影:平野タカシ)

イ・ジョンヒョン「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan ーMETROPOLISー」6月15日神奈川・パシフィコ横浜国立大ホール公演の様子。(撮影:平野タカシ)[拡大]

「次は切ない曲だけど、カッコいい(CNBLUEの)4人の姿を思い出しながら歌います。泣いちゃダメだよ」といたずらっぽく言って歌い出したのは、ジョンヒョンの1stソロアルバム「SPARKLING NIGHT」収録の尾崎豊「I LOVE YOU」の韓国語カバー。CNBLUE「Blind Love」を歌った際には観客の盛大なシンガロングが巻き起こり、ジョンヒョンは「この感じ、ヤバいね。この曲、自分の曲の中でも好きなんです。僕は努力がうまい人じゃないけど、皆さんの応援に対する責任でここまで来ることができた。いつになるかわからないけど、次のライブもできるように、応援してください!」と感謝を伝えた。

「最後は明るく! 笑顔でみんなと一緒に歌いたい!」とアコースティックギターを弾きながら歌い始めたのはカントリー調の「HEAD TRIP」。ファンからの「Hey Ho!」というかけ声もバッチリはまった。ラストの「SHINE DROP」ではカメラ目線で愛嬌をふりまき、楽しい雰囲気で本編を終えた。アンコールでジョンヒョンは「Moonlight Swing」でダンサーとリズムに乗る姿を披露。バンドメンバーの紹介を終えると、彼らに向かって「また、3年後くらいに会いたいですね」というジョンヒョンに、客席から悲痛な声が上がる。するとジョンヒョンは「一番悲しいのは、僕ですよ。行くのは僕ですから。でも当たり前のことですからね」と言い、「切ない気持ちを慰めましょう」と、ジョンヒョンも出演している日本映画「生きる街」挿入歌「ひかりのまちで」を歌った。

ジョンヒョンは「最後は幸せな笑顔で帰ってほしい。思いっきり笑顔で、思いっきりデカい声で、倒れるくらいに!」とファンを鼓舞し、「ご主人の方! 前に出てきてください」と男性ファン有志を集める。5人の男性ファンをステージに上げて「Starlit Night」のサビを歌わせると、男性ファンは「この世界で輝いてる 君と僕の話を知ってる 変わらずそばにいてくれる ジョンヒョンの心が光らせている」と替歌を披露。実際に曲が始まるとファン一同はサビを「ジョンヒョンの心が光らせている」と歌い、ジョンヒョンは「君の心が光らせている」と歌った。

ダブルアンコールではジョンヒョンが「最後の最後ですから、思いっきりデカい声で!」とファンを煽り、「Blind Love」を歌唱。ファンの声を聴きながらゆっくりステージの上を歩いて手を振り、入隊前最後のライブを終えた。

ジョンヒョンが所属するCNBLUEは8月29日に初の日本版ベストアルバム「Best of CNBLUE / OUR BOOK [2011 - 2018]」をリリースする。

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イ・ジョンヒョン「LEE JONG HYUN Solo Concert in Japan ーMETROPOLISー」2018年6月15日 パシフィコ横浜 国立大ホール セットリスト

01. Starry Places
02. Time Machine
03. Pina Colada
04. Foxy
05. Call me
06. Cry to Happy
07. Only Beauty
08. Killing Me Softly
09. Smile
10. Lucid dream
11. These days
12. Voice
13. I LOVE YOU
14. When I was young
15. Blind Love
16. HEAD TRIP
17. SHINE
18. SHINE DROP
<アンコール>
19. Moonlight Swing
20. ひかりのまちで
21. Starlit Night
<ダブルアンコール>
22. Blind Love

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坂本ゆかり/Yukari Sakamoto @skmt_0127

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