藤井フミヤ、初COTTON CLUBでロマンティックな一夜限りライブ

藤井フミヤが2月9日に東京・COTTON CLUBにて、アメリカン・エキスプレス会員限定のスペシャルライブ「American Express presents 藤井フミヤ 特別公演」を行った。

フミヤがCOTTON CLUBのステージに立つのは今回が初めて。会場では特別メニューのカクテル「TRUE LOVE」が販売されるなど、一夜限りのスペシャルなファンサービスも用意されていた。スーツ姿で登場したフミヤは「今夜はコットンクラブの雰囲気に合わせて、ロマンティックな曲をたくさん歌います」と宣言すると、ギター、ベース、バイオリン、ピアノによる瀟洒なアレンジで「Some kind of Love Song」を披露。2曲目には早くも「TRUE LOVE」が歌われ、フミヤは場内を甘いムードで包んだ。

「大人っぽいロマンティックな歌だけを歌いますので、隙があれば手をつないでください。もっと隙があればチュッとしてみてください」と茶目っ気たっぷりに話したフミヤは、「Another Orion」「君が僕を想う夜」の2曲を歌い、さらに“青春”をキーワードにしたラブソング3曲を続けた。この日は2ステージが行われ、2ndステージではMISIAの「星空の片隅で」、中島美嘉の「雪の華」をカバーする場面も。またフミヤは翌週結婚するというピアノ奏者・岸田勇気（有形ランペイジ）に祝福の言葉を贈り、場内は拍手喝采となった。

その後フミヤは「Be with you」「君に会えてよかった」の2曲を歌い、ライブは終了となったが、鳴りやまない拍手を受けて再びステージへ。そしてもう1曲、チェッカーズ時代のバラード「夜明けのブレス」を届けたフミヤに、観客はスタンディングオベーションで応えた。