ChouCho新作アルバムをハイレゾで楽しむ試聴会、ライブでも思わぬ臨場感

ChouChoが1月17日に発表する3rdアルバム「color of time」を発売に先駆けハイレゾ音源で楽しめる試聴イベントが、昨日1月10日に東京・乃木坂のソニー・ミュージックスタジオ レコーディングルームで実施された。

イベントには事前応募で当選した40名のファンが招待された。会場にはSONYのハイレゾ対応オーディオ機器が特設され、全13曲のアルバム「color of time」から8曲のハイレゾ音源試聴が行われた。試聴前のトークコーナーにはChouCho本人のほか、アルバムで多くの楽曲の編曲を手がけた村山☆潤も参加。ChouChoは普段の生活の中でのこだわりを尋ねられると「不健康な生活になりがちなので、トマトジュースを飲んで健康になろうと心がけています！」と意外な一面を見せた。またニューアルバム「color of time」のタイトルについて、ChouChoは「聴いてくれる人の生活を彩るアルバムにしたいと思ってこのタイトルにしました」と明かす。そして1stアルバム「flyleaf」や2ndアルバム「secretgarden」の頃よりも自作詞が増えた本作について「言葉にするのは難しいのですけど“成長してる”って自信を持って言えます」と言い切り、これに対して村山は「何度もキャッチボールして作り上げた“共作”です。随所に僕の才能が爆発しました」とユーモアを交えながら言葉を添えた。

試聴は1曲ごとにイントロからワンコーラス流したところで2人が制作秘話を語るというスタンスで行われ、計8曲の裏側がハイレゾサウンドと共に明かされた。会場で初めて音源を解禁した収録曲「アリア」について、ChouChoは「レコーディング前日段階で歌詞が4行しか書けてなくて……。ひさびさに『歌詞書けない！』って焦りました」と打ち明けながらも「絞り出した歌詞は自信作です」とコメント。その後はアコースティックライブが行われ、ChouChoはニューアルバム「color of time」から3曲を披露した。2曲目の「kaleidoscope」では歌い出しで「ちょ、ちょっと待って」と一旦演奏を中断させるハプニングもあったが、ChouChoは「こういう臨場感もハイレゾ、かな？」と機転を利かせて場内を沸かせた。ライブを終えるとChouChoは「レコーディングの際の表現とか感情とか、そういう細かいところまで届けられるのはうれしいです。ぜひハイレゾで隅々まで聴いてほしいです」と語り、加えて「全国ツアーも楽しみにしてください」と2月12日より行われる全国ツアー「ChouCho Live Tour 2018 ～color of time～」への期待を覗かせた。