never young beach、満員御礼の初ワンマンツアーに幕「楽しいを更新していきたい」

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never young beachが4月12日に東京・LIQUIDROOMにて初のワンマンツアー「April O'Neal」の追加公演を開催した。

安部勇磨(Vo, G)(Photo by Ray Otabe)

安部勇磨(Vo, G)(Photo by Ray Otabe)

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ネバヤンにとって初のワンマンツアーは大阪・梅田CLUB QUATTRO、愛知・名古屋CLUB QUATTRO、東京・LIQUIDROOMにて行われ、全公演のチケットがソールドアウト。これを受けて行われた4月12日のLIQUIDROOM公演にはチケット争奪戦を勝ち抜いた大勢のファンが駆け付けた。

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)[拡大]

開演時刻を少し過ぎた頃、デヴェンドラ・バンハート「This Is The Way」が流れる中、メンバーが続々ステージへ。キックボードで颯爽とステージ中央へと現れた安部勇磨(Vo, G)は「最後まで楽しんでいってくれー!」と来場者を歓迎し、4人と共に「Motel」でライブをスタートさせた。「自転車にのって」では松島皓(G)が骨太なギターソロを鳴らし、「どんな感じ?」では鈴木健人(Dr)が力強いビートを刻む。観客たちは彼らが奏でる陽気さと哀愁を兼ね備えたサウンドに乗って思い思いに体を揺らした。

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)[拡大]

安部は「雨降ってサゲポヨだったけど、晴れはいいでごわすね」と春らしい陽気になったことを喜び、晴れの日にこそ演奏すべきナンバーだという「雨が降れば」を歌唱。バンドはスリップビートが印象的な新曲を届けたあと、巽啓伍(B)のリズミカルなベースラインや阿南智史(G)のハイトーンなギターリフが聴く人に高揚感を与える「ちょっと待ってよ」、彼らのライブアンセムの1つ「Pink Jungle House」などを熱演し、フロアを大いに沸かせた。

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)[拡大]

胸の高鳴りを押さえきれんとばかりに安部は「よーし、ここから弾けていくぞー!」と叫び、メンバーと共に「どうでもいいけど」を披露。松島と阿南がギターでハーモニーを奏でると、観客たちは大歓声を上げ、会場の盛り上がりはピークを迎えた。勢いそのままにネバヤンは代表曲の1つである「あまり行かない喫茶店で」やモータウンテイストのゴキゲンなナンバー「fam fam」を畳み掛けていく。安部は思わず「今日来てくれたみんな最高だな!」と口にし、ほかのメンバーも笑顔で演奏を続けた。

新曲「白い光」や「夢で逢えたら」といったゆったりとしたナンバーを披露したあと、安部は今回のツアー会場で販売している写真集「SURELY」について語る。この写真集は安部の旧友である写真家・相澤有紀が2016年の1年間、ネバヤンに密着して完成したもので、阿南脱退の危機を迎えたり、安部が松島のことを嫌いになってしまったりと「綱渡りのような日々」だった1年間を収めた作品であることを明かし、写真集の内容とリンクした新曲「Surely」を披露した。

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)

never young beach「April O'Neal」4月12日LIQUIDROOM公演の様子。(Photo by Ray Otabe)[拡大]

安部が「楽しいことはすぐに終わってしまうし、同時に哀愁もある。だから次の“楽しい”を見つけていきたい。みんなと“楽しい”を更新していけるように」と願いを込め、5人で最後に演奏したのは「明るい未来」。切ない歌詞と甘酸っぱいギターサウンドを力強いビートに乗せて届けたネバヤンは颯爽とステージを下りた。アンコールに応えて再びステージに現れた5人は「お別れの歌」をプレイ。それでも鳴り止まない歓声を受けてダブルアンコールでは「夏のドキドキ」を届け、初めてのワンマンツアーに幕を下ろした。

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never young beach「April O'Neal」2017年4月12日 LIQUIDROOM セットリスト

01. Motel
02. 自転車にのって
03. なんもない日
04. どんな感じ?
05. 雨が降れば
06. 新曲(タイトル未定)
07. ちょっと待ってよ
08. Pink Jungle House
09. 散歩日和に布団がぱたぱたと
10. どうでもいいけど
11. あまり行かない喫茶店で
12. fam fam
13. 白い光
14. 夢で逢えたら
15. Surely
16. 明るい未来
<アンコール>
17. お別れの歌
<ダブルアンコール>
18. 夏のドキドキ

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読者の反応

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NEKO @nekoooouuu

楽しいを更新されました🙋‍♂️
楽しいの先に着きました🙋‍♂️
サンキューネバヤン🙋‍♂️
https://t.co/IOy27hiZck

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