SHISHAMO、ツアーファイナルで新アルバム発売&2度目の武道館公演を発表

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SHISHAMOが昨日12月11日に東京・Zepp Tokyoにて、ワンマンツアー「ワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」の最終公演を開催した。

12月11日に行われた「SHISHAMOワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:岡田貴之)

12月11日に行われた「SHISHAMOワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:岡田貴之)

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本ツアーは11月11日にファイナルの会場と同じZepp Tokyoにて開幕。全13公演行われ、合計で約22000人を動員した。

12月11日に行われた「SHISHAMOワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:岡田貴之)

12月11日に行われた「SHISHAMOワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:岡田貴之)[拡大]

吉川美冴貴(Dr)、松岡彩(B)、宮崎朝子(G, Vo)の順に登場したSHISHAMOは3人で向き合ってツアータイトルに引用したナンバー「きっとあの漫画のせい」を演奏し始める。3人は間髪入れずに「中庭の少女たち」「量産型彼氏」とライブ定番ナンバーを連投。シンガロングを巻き起こしたり、ステージ中央から伸びた花道を歩いてフロアに突入したりしながら観客との一体感を高めていく。

松岡彩(B)(撮影:岡田貴之)

松岡彩(B)(撮影:岡田貴之)[拡大]

中盤で彼女たちは福岡公演の際に松岡と吉川がケンカをしたことやツアー中に22歳の誕生日を迎えた吉川が各地でファンに祝福されたことなど、思い思いにツアーを振り返る。宮崎が「こんなライブ三昧のツアーは初めてだったけど、よかったよね」と話すと、吉川は「充実してた! バンドっぽかった!」と声を弾ませ、松岡も「ぽかった!」と続いた。

吉川美冴貴(Dr)(撮影:岡田貴之)

吉川美冴貴(Dr)(撮影:岡田貴之)[拡大]

その後SHISHAMOは2曲連続で新曲(いずれもタイトル未定)を披露。そして本ツアーで定番となった来場者のお悩みに答えるトークコーナー「SHISHAMOの部屋」に突入する。最終公演では3つのお悩みがピックアップされ、最後の「職場の同期が恋愛マスターぶっていてすごくイヤ。“10人付き合ってきたから”という自慢からいつも会話が始まる」というお悩みに対し、吉川が「付き合った人数=破綻してきた人数でしょ!? そんなの誇れないよ! 私は10人付き合った女よりも、10年1人の人を愛した人のほうがいいと思う!」と声を張り上げたところでコーナーは終了となった。

「あの子のバラード」からの3曲は宮崎がギターからキーボードにパートチェンジして、しっとりと演奏される。オーディエンスはシンプルなアレンジに乗せて届けられる宮崎の艶やかな歌声に酔いしれた。吉川によるMC「吉川美冴貴の○○な話」では各地で誕生日を祝ってもらったこのツアーを通じて、彼女がSHISHAMOのメンバーとして活動する中でずっと引っかかっていたという“SHISHAMOに自分がいるべき理由”を見いだせたことを明かし、会場が感動的なムードに包まれた。

「恋に落ちる音が聞こえたら」でライブは終盤戦へ。「生きるガール」や「君とゲレンデ」といったアッパーチューンが連投され、フロアの熱気がグングンと上昇していく。本編ラストはツアータイトルの一部になったバラード「夏の恋人」で締めくくられ、3人は颯爽とステージを下りた。

12月11日に行われた「SHISHAMOワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:岡田貴之)

12月11日に行われた「SHISHAMOワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」Zepp Tokyo公演の様子。(撮影:岡田貴之)[拡大]

アンコールでは2月22日にニューアルバム「SHISHAMO 4」(読み:ししゃもよん)のリリースが決定したことと、2度目の東京・日本武道館での単独公演が3月31日に開催されることが発表された。祝福ムードの中、彼女たちはこのツアー中に完成したという新曲(タイトル未定)をプレイ。代表曲「君と夏フェス」でさらに会場を盛り上げたあと、ドライブ感のある「恋する」を熱演し、1カ月間のツアーに幕を下ろした。

またSHISHAMOは日本武道館単独公演を含む、キャリア最大のキャパシティかつ最長のライブツアーを3月から6月にかけて開催。アリーナ編、ホール編、ライブハウス編と銘打ち、全19公演を行う予定となっている。

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SHISHAMO「ワンマンツアー2016秋『夏の恋人はもういないのに、恋に落ちる音が聞こえたのはきっとあの漫画のせい』」2016年12月11日 Zepp Tokyo セットリスト

01. きっとあの漫画のせい
02. 中庭の少女たち
03. 量産型彼氏
04. 僕、実は
05. きみと話せないのは
06. デートプラン
07. 新曲
08. 新曲
09. あの子のバラード
10. 昼夜逆転
11. 冬の唄
12. 熱帯夜
13. 旅がえり
14. 恋に落ちる音が聞こえたら
15. 僕に彼女ができたんだ
16. タオル
17. 生きるガール
18. 君とゲレンデ
19. 夏の恋人
<アンコール>
20. みんなのうた
21. 新曲
22. 君と夏フェス
23. 恋する

SHISHAMO ワンマンツアー2017春

アリーナ編

2017年3月18日(土)愛知県 日本ガイシホール
2017年3月20日(月・祝)兵庫県 ワールド記念ホール
2017年3月31日(金)東京都 日本武道館

ホール編

2017年4月9日(日)福岡県 福岡サンパレス
2017年4月15日(土)新潟県 新潟テルサ
2017年4月16日(日)長野県 ホクト文化ホール 中ホール
2017年4月22日(土)北海道 わくわくホリデーホール
2017年5月20日(土)愛媛県 ひめぎんホール サブホール
2017年5月27日(土)岡山県 岡山市民会館
2017年6月3日(土)宮城県 仙台サンプラザホール

ライブハウス編

2017年6月7日(水)福島県 clubSONICiwaki
2017年6月8日(木)山梨県 KAZOO HALL
2017年6月11日(日)和歌山県 SHELTER
2017年6月13日(火)福井県 福井まちなか文化施設 響のホール
2017年6月15日(木)鳥取県 米子 AZTiC laughs
2017年6月16日(金)山口県 周南RISING HALL
2017年6月19日(月)高知県 CARAVAN SARY
2017年6月21日(水)大分県 DRUM Be-0
2017年6月22日(木)宮崎県 MIYAZAKI WEATHERKING

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kizkiz @kizkiz

Oh……大阪は無しか【SHISHAMO、ツアーファイナルで新アルバム発売&2度目の武道館公演を発表 - 音楽ナタリー】 https://t.co/n6ijt1IPu1

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