横浜、名古屋、大阪、福岡、小倉、新潟、長岡を周った今回の舞台挨拶では、各地に所縁のあるメンバーも参加した。名古屋と横浜には岡田彩花、木崎ゆりあ、峯岸みなみ、宮崎美穂の4名が登壇し、名古屋出身の木崎は「この作品は特に若いメンバーにスポットが当たっている作品。前田(敦子)さん、大島(優子)さんを推していて今はAKB48を離れてしまったファンの方が、この映画を観たら『原石見つけた!』と思うかもしれません!」と新世代のメンバーについて熱弁。登壇ゲスト兼MCを務めた宮崎が「若手を代表して彩花にコメントいただきましょう! 主演というくらい出番が多かったですよね?」と劇中での活躍に触れながら岡田を紹介すると、これに対し岡田は「私もこの映画を観たとき、正直『こんなに私映るの?』と思いました。一番びっくりしたのは、総選挙が終わった直後、お母さんと電話しているシーンが使われていたりして、たくさん使ってもらって、本当に申し訳ない気分になりました」と心境を語った。そして峯岸は「卒業してから女優としてがんばっている前田さんや大島さん。それとは別に芸能人を辞めて、違う道で幸せをつかんでいる人もいて、外から見たら卒業生の明暗としてとらえられてしまうかもしれませんが、それぞれの生き方には、どれも希望があって、十人十色な人生があって面白いと思いました。AKB48から、さまざまな職種に広がってるんだとこの映画を観て思いました」と感想を述べた。
大阪の劇場には入山杏奈、加藤玲奈、横山由依と、AKB48チーム8大阪代表の永野芹佳、さらに
福岡には渡辺麻友と川本紗矢に加え、チーム8に所属する熊本出身の倉野尾成美も登壇した。川本は「2年前のドキュメンタリーはそんなに関わっていなかったのですが、今作はAKB48の11年目が映し出されるということで、若いメンバーが考えていることから、先輩方が思っていることまで、いろんなことが描かれているのではないかなと思います。5回目のドキュメンタリー映画ですが、これから先も私たちがAKB48をつなげていって、6回目、7回目と皆さんに観ていただけるようになればいいなと思います」と思いを語り、倉野はイチ押しポイントについて聞かれると「チーム8のライブのときの、ファンの方々の応援してくださるときの声の大きさです! エイター(チーム8ファンの総称)の方々は公演が地方なので、会場に来るだけでも大変だと思うのですが、来てからもすごく元気に応援してくださり、とっても楽しいイベントを行っていますが、それがそのまま映画に映っている感じです」と回答。渡辺は映画のために書き下ろされた主題歌「あの日の自分」について、「メロディが切なくも美しいなという印象を受けました。歌詞が11年目の活動に入ったAKB48にマッチしていて、今の自分から昔の自分に当てたメッセージのようなものを込められているので、右も左もわからないでもがいていた頃を思い出して心に響きました。過去の自分にも聴かせてあげたいと思いました。ファンの皆様も自分の境遇と重ねながら聴いていただきたいなと思います」と語った。
そして「AKB48 45thシングル 選抜総選挙 ~僕たちは誰について行けばいい?~」の開催地にもなった新潟には、15期生の向井地美音、大和田南那、谷口めぐと、地元
※木崎ゆりあの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
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