AKB48最新ドキュメンタリー上映開始、全国舞台挨拶に地域ゆかりのメンバー

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AKB48が昨日7月9日、ドキュメンタリー映画「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」の舞台挨拶を全国7都市9会場で行った。

新潟舞台挨拶の様子。左から大和田南那、谷口めぐ、向井地美音、北原里英、加藤美南、石原真監督。(c)AKS

新潟舞台挨拶の様子。左から大和田南那、谷口めぐ、向井地美音、北原里英、加藤美南、石原真監督。(c)AKS

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名古屋と横浜を回ったメンバー。左から宮崎美穂、峯岸みなみ、木崎ゆりあ、岡田彩花。(c)AKS

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横浜、名古屋、大阪、福岡、小倉、新潟、長岡を周った今回の舞台挨拶では、各地に所縁のあるメンバーも参加した。名古屋と横浜には岡田彩花、木崎ゆりあ、峯岸みなみ、宮崎美穂の4名が登壇し、名古屋出身の木崎は「この作品は特に若いメンバーにスポットが当たっている作品。前田(敦子)さん、大島(優子)さんを推していて今はAKB48を離れてしまったファンの方が、この映画を観たら『原石見つけた!』と思うかもしれません!」と新世代のメンバーについて熱弁。登壇ゲスト兼MCを務めた宮崎が「若手を代表して彩花にコメントいただきましょう! 主演というくらい出番が多かったですよね?」と劇中での活躍に触れながら岡田を紹介すると、これに対し岡田は「私もこの映画を観たとき、正直『こんなに私映るの?』と思いました。一番びっくりしたのは、総選挙が終わった直後、お母さんと電話しているシーンが使われていたりして、たくさん使ってもらって、本当に申し訳ない気分になりました」と心境を語った。そして峯岸は「卒業してから女優としてがんばっている前田さんや大島さん。それとは別に芸能人を辞めて、違う道で幸せをつかんでいる人もいて、外から見たら卒業生の明暗としてとらえられてしまうかもしれませんが、それぞれの生き方には、どれも希望があって、十人十色な人生があって面白いと思いました。AKB48から、さまざまな職種に広がってるんだとこの映画を観て思いました」と感想を述べた。

大阪舞台挨拶の様子。左から入山杏奈、加藤玲奈、永野芹佳、吉田朱里、横山由依。(c)AKS

大阪舞台挨拶の様子。左から入山杏奈、加藤玲奈、永野芹佳、吉田朱里、横山由依。(c)AKS[拡大]

大阪の劇場には入山杏奈、加藤玲奈、横山由依と、AKB48チーム8大阪代表の永野芹佳、さらにNMB48の吉田朱里も駆けつけた。かつてNMB48を兼任していた横山は、吉田と息の合ったトークを披露。吉田が「今作は若手メンバーがこれからの10年を作り上げようと、それぞれが思い悩んでる姿を観ることができた。私たちNMB48も負けてられないなと強く感じました。今度、みるきー(渡辺美優紀)が卒業しちゃうし、さや姉(山本彩)にもずっと頼っていられないので、私がNMB48の1期生として、先輩と後輩をつなげる存在になってがんばらないとな!と思いました」と話すと、横山も「そういう意味ではたかみな(高橋みなみ)さんも卒業して、AKB48も同じような状況に置かれていると思います。だからいろいろ考えながら観ました」と胸の内を明かす。永野は「もっと知名度上げないとな!と思うので、皆さんよろしくお願いします!」とチーム8の活動をアピールし、加藤は卒業メンバーの小森美果が母親として子育てをしている様子をお気に入りシーンとして紹介。入山は「卒業して芸能界に残っているメンバーも残ってないメンバーも出てきましたが、みんながそれぞれの場所で輝いていて、自分の卒業後も楽しみになりました」とコメントした。

福岡舞台挨拶の様子。左から川本紗矢、渡辺麻友、倉野尾成美。(c)AKS

福岡舞台挨拶の様子。左から川本紗矢、渡辺麻友、倉野尾成美。(c)AKS[拡大]

福岡には渡辺麻友と川本紗矢に加え、チーム8に所属する熊本出身の倉野尾成美も登壇した。川本は「2年前のドキュメンタリーはそんなに関わっていなかったのですが、今作はAKB48の11年目が映し出されるということで、若いメンバーが考えていることから、先輩方が思っていることまで、いろんなことが描かれているのではないかなと思います。5回目のドキュメンタリー映画ですが、これから先も私たちがAKB48をつなげていって、6回目、7回目と皆さんに観ていただけるようになればいいなと思います」と思いを語り、倉野はイチ押しポイントについて聞かれると「チーム8のライブのときの、ファンの方々の応援してくださるときの声の大きさです! エイター(チーム8ファンの総称)の方々は公演が地方なので、会場に来るだけでも大変だと思うのですが、来てからもすごく元気に応援してくださり、とっても楽しいイベントを行っていますが、それがそのまま映画に映っている感じです」と回答。渡辺は映画のために書き下ろされた主題歌「あの日の自分」について、「メロディが切なくも美しいなという印象を受けました。歌詞が11年目の活動に入ったAKB48にマッチしていて、今の自分から昔の自分に当てたメッセージのようなものを込められているので、右も左もわからないでもがいていた頃を思い出して心に響きました。過去の自分にも聴かせてあげたいと思いました。ファンの皆様も自分の境遇と重ねながら聴いていただきたいなと思います」と語った。

「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」ポスター画像

「存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48」ポスター画像[拡大]

そして「AKB48 45thシングル 選抜総選挙 ~僕たちは誰について行けばいい?~」の開催地にもなった新潟には、15期生の向井地美音、大和田南那、谷口めぐと、地元NGT48の北原里英、加藤美南、さらに石原真監督の6名が駆けつけた。総選挙で湧く新潟の街が映し出されたシーンについて、加藤は「新潟市長さんからも応援していただき、これから新潟の街をもっと広めてAKB48グループ内でのNGT48の知名度をもっと上げていきたいです。そして、これから私がこの“AKB48グループの存在する理由”の1人になれるように、新潟のファンの皆さんをはじめ、全国のファンの皆さんの前で羽ばたけるようにがんばりたいと思います!」と決意を語り、後輩の意気込みを受けた北原は「これまでもAKB48のドキュメンタリー映画はたくさんありましたが、今作を見て本当に世代交代のときが来たんだなと感じました。今までの10年間の大切なものは変わらず持ったまま、これからの10年間どんどん進化していきたいと思います。また、いつかNGT48のドキュメンタリー映画ができたらいいなと思っていて、それまで波乱万丈な楽しいチームにしていこうと思いますので、これからもNGT48とAKB48グループの応援をお願いします!」と両グループにかける熱い思いをあらわにした。

※木崎ゆりあの崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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