この作品で、彼らは“真のダンスロックバンド”としての姿を見せるべく、楽器を弾きながら歌って踊るパフォーマンスに挑戦した。これまではダンスと楽器演奏を分けて披露していた4人の“進化”した姿を見届けるべく、会場には満員のスラッシャーが集結。さらに、テレビ番組で過去に当て振りをしていたことをカミングアウトして話題を呼んだ
木根は登場するなり「演奏しながら踊るなんて無理だから、やめなさいよって言いに来たの」と口を開く。彼の言葉に4人は「いや、できるようになったんです!」と反抗し、To-i(DJ, Key)は「すさまじい努力を重ねました!」と胸を張った。ここで木根の過去のパフォーマンス映像がスクリーンに映し出され、紙でできたギターを弾く彼の姿を見たTAKUMI(Vo, G)は「昔のDISH//と同じ匂いがする(笑)」としみじみ語る。木根は「弾いてないどころか、俺は踊ってもいないよ(笑)。4人も今のままでいいじゃない!」と再度訴えた。
DISH//を説得しようとする木根は、テレビ収録時にムービーカメラに抜かれても、ギターを弾いているように見えるというテクニック「木根垂直」「木根クルッ」「木根しゃくり上げ」を4人に伝授する。それでもDISH//メンバーの意志は固く、4人は木根の前でパフォーマンスを披露することになった。DISH//が披露したのは「HIGH-VOLTAGE DANCER」と「It's alright」。パワフルに楽器を演奏しながら歌声を響かせ、4人はステージを縦横無尽に駆け回る。彼らの熱演にスラッシャーも歓声を上げ、会場の空気はみるみる熱くなっていった。
4人が演奏を終えると、木根は「すごい、カッコいい! (バンドに)入れて!」とひと言。続けて「リズムをキープするのって、一番難しいんです。それができていたのがすごい。DISH//をダンスロックバンドとして認めました!」と太鼓判を押した。木根の言葉にメンバーは「やったー!」と喜びを分かち合っていた。
木根がステージを去ったあと、DISH//は「TENKOUSEI」「I Can Hear」を披露。汗だくになりながらキレのあるパフォーマンスを見せ、スラッシャーを最後まで盛り上げた。最後にTo-iは「数曲やっただけでバテちゃう感覚、懐かしいよね」と大笑いする。また司会者からはニューシングルがオリコンデイリーCDシングルランキングで2位にランクインしたことがアナウンスされると、メンバーは口々に「ありがとう!」とスラッシャーに感謝していた。
DISH// コメント
TAKUMI
ニューシングルには「“ダンスロックバンド”の完成形を見せる」っていう思いが込められています。曲自体にも前向きなメッセージがあって、「自分は1人じゃないし、常に輝いているんだ」って前向きな気持ちになれると思う。踊りながらの演奏は大変で、結成当時の自分たちを思い出しました。「ああ、俺らこんなにできないんだ」って。今年はデビュー5年目という節目の年だし、これを機にまた成長していけたらと思います。
To-i
踊りながら楽器を弾く練習を始めたばかりの頃は1曲息が切れて踊れなくなるくらいだったけど、今は何曲か連続してできるようになってきました。動きは激しいけど手元の動きは繊細だから大変ですね。7月には東京と大阪の野音で55曲披露の全曲ライブがありますが、そこでまた進化した僕らの姿を見せられると思う。ずっと演奏しっぱなしなんで、スラッシャーもおしゃれしてる場合じゃないですよ。おしゃれのことは忘れて、動きやすい服装で来てください!
MASAKI
7月の野音ライブは夏の野外だし、元気に行こうと思います! スラッシャーも暑さにやられちゃうと思うので、本当にこまめに水分補給はしてくださいね。
RYUJI
新しいパフォーマンスは、繊細かつダイナミックな感じがします。野音ライブは楽しみだけど、まだどうなるかわからなくてリアリティがないです(笑)。本当に動きやすい服装で! タンクトップにハーフパンツでも構わないんで!(笑)
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