ライブイベント「Scorebook #4」が5月11日に東京・下北沢SHELTERにて開催された。
「Scorebook」は“若くてライブ力のあるバンドを体感してほしい”という主催者の思いから企画されたイベント。4回目となるこの日はONE'S TRUTH、Left、Mrs.WiENER、裸体、dot the periodの5組が出演し、そのライブ力を見せつけ合った。
トップバッターとして登場したのは東京を中心に活動するONE'S TRUTH。彼らは最初に「俺たちは偽物じゃねえっていうところを見せに来た」と意気込みを語り、「白黒」「Move on」といったハードなナンバーを畳みかけていく。曲間にはTAKE(Vo, G)が「今日というスコアブックに自分色のメロディを書き込んでいってくれればうれしい。さらに俺たちの音楽が響いてくれたら」と自身の思いをイベント名にかけて伝えた。続いては大阪を拠点に活動する4人組ロックバンド・Left。彼らは高速ビートに乗せた哀愁漂う楽曲群を、権藤大和(Vo, G)と末廣碧(Vo, G)によるツインボーカルで場内に届けていく。オーディエンスはモッシュしたり、彼らの演奏にあわせて合唱したりと、身体中でライブを堪能していた。
Mrs.WiENERはすあま(Vo, G)が「全員めちゃめちゃ笑っていこう! 顔しわしわにしていこう!」と呼びかけ「WOW YEAH!!」でライブをスタートさせる。ハイテンションでライブを進行する3人は、すあまいわく「速い、短い、楽しい」という新曲(タイトル未定)を含む全7曲を披露し、オーディエンスを笑顔にした。裸体のペーター(Vo, G)は「みんな、音楽を好きでいてくれてありがとうございます。そのお礼と言っちゃなんですが、最高の人生に合う最高の曲をやって帰ります」と挨拶。バンドは変拍子に乗せた複雑なロックチューンをエモーショナルに披露していく。ペーターが身を乗り出して前のめりになったり、最前列の柵の上に立ったりして歌唱する姿に、ファンは拳を突き上げ応えていた。
トリを務めたのは大阪出身のdot the period。森山翔平(Vo, G)が噛みしめるように「大阪、dot the period、始めます!」と自己紹介し、バンドは「花」「Lilly」「lovesong」とアッパーチューンで一気にオーディエンスを沸かせた。途中、機材トラブルに見舞われるも、森山が「ライブっていいよなあ。アクシデントもみんなの思い出になるんちゃうかな」と笑顔でかわす場面も。彼らはその後も気迫のプレイで本編を終える。アンコールでは歌い始めから盛大なシンガロングが発生した「明日、君がいない」、ショートチューン「nothing」の連投でさらにオーディエンスを熱狂させ、大盛り上がりのうちにこの日のイベントを締めくくった。
Scorebook #4
2016年5月11日 下北沢SHELTER セットリスト
ONE'S TRUTH
01. 白黒
02. Move on
03. Voice
04. Six senses
05. To days
Left
01. おやすみ
02. 落日
03. 二つの嘘
04. 一つの灯り
05. そして次の駅へ
06. ひかり
Mrs.WiENER
01. WOW YEAH!!
02. ラバンデイト!
03. 新曲(タイトル未定)
04. ハンサムボーイ
05. チャイニーズガール
06. キニシナイナイ
07. Good Night
裸体
01. 言い聞かせる事
02. 原動力
03. 俺もそう
04. あの頃の僕には
05. 最期
dot the period
01. 花
02. Lilly
03. lovesong
04. 泡雪の涙
05. 夜の憧憬
06. Door
07. 夕凪
08. Wedding dress
<アンコール>
09. 明日、君がいない
10. nothing
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リンク
- ONE'S TRUTH OFFICIAL WEB SITE
- Left | OFFICIAL WEB SITE
- Mrs.WiENER(ミセチン)official site
- 裸体 | RATAI official wedsite
- dot the period OFFICIAL WEB SITE
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音楽ナタリー @natalie_mu
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