菊地成孔所属バンドTIPOGRAPHICAの名盤2作が復刻

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今堀恒雄がリーダーを務めたプログレッシブジャズグループTIPOGRAPHICA。彼らがポニーキャニオンから発表したアルバム2作品がHQCD仕様で6月17日に復刻されることになった。

写真は「The man who does not nod」ジャケット。

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写真は「God says I can't Dance」ジャケット。いずれも横尾忠則賞を受賞したSEIGOがイラストを担当している。

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TIPOGRAPHICAは今堀のほか、外山明、菊地成孔、水谷浩章、水上聡、松本治といった技巧派ミュージシャンがメンバーとして所属したグループ。1980年代後半に結成され、前衛シーンからポップフィールドに至るまで国内外で高い評価を集めていた。

今回再発されるのは1995年発売の「The man who does not nod」と、翌年発表の「God says I can't Dance」。「The man who does not nod」は新宿PIT INNで行われたステージを一発録音したもので、ライブアルバムながら7曲中5曲が書き下ろし楽曲という内容となっている。

音楽の持つ衝動やエネルギー、グルーヴをCDに刻み込んだ前作とは対照的に、「God says I can't Dance」ではTIPOGRAPHICAの「音楽なまり」の世界を追求。言葉の壁を越えることができるインストならではの、クオリティの高い曲作りが推し進められている。

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