7月17日に東京・新木場STUDIO COASTにて
2013年の11月にスプリットアルバム「BONEDS」をリリースし、翌年の1月から2月にかけてレコ発ツアーを回った4組。約1年半ぶりに「BONEDS」のタイトルが掲げられたこの日、4組はスプリットアルバムの収録曲はもちろん、この1年半の間にリリースした楽曲も惜しみなく披露し、各々の成長を見せつけた。
イベントの口火を切ったのは、この1年半の間にベーシストが変更となったAIR SWELL。彼らは1曲目にスプリットアルバム収録曲の「No going back」を投下すると、そのままhiromitsu(B, Cho)を迎えた新体制によるダイナミックなパフォーマンスで観客を魅了した。続くSWANKY DANKはYUICHI(Vo, G)と KOJI(Vo, B)のツインボーカルを生かし、ドライブ感のあるパンクサウンドと心地よいアンサンブルを届ける。ステージが真っ赤なライトで染められた「Remember me」では重厚なサウンドが響き渡り、「Listen to the Radio」では観客がフロアに大きなサークルを作るなどして全身でバンドの熱演に応えた。
BLUE ENCOUNTのアクトでは田邊駿一(Vo, G)によるエモーショナルなMCが炸裂。彼は前回の「BONEDS」ツアーを振り返り、「次『BONEDS』やるならアリーナでやりましょう!」と力強く宣言して観客からの喝采を浴びた。この日のトリを飾ったMY FIRST STORYは「BONEDS」収録曲「What's my name?? 」、新曲「ALONE」といったアグレッシブなナンバーですでに熱気に包まれていた会場の温度をさらに引き上げていく。またHiro(Vo)はBLUE ENCOUNTの田邊のMCを受けて「次の『BONEDS』は東京ドームでやりませんか!」と観客を煽る一幕も。ラストナンバー「不可逆リプレイス」の間奏では、フロア最前列の柵へ進んだHiroが、「BONEDS」で初めて仲間と呼べるバンドができたと明かした。
アンコールでは、各フロントマンがギターボーカル、ベースボーカルを担当していることから、MY FIRST STORYのHiroとMasack(Dr)、AIR SWELLのhamaken、BLUE ENCOUNTの田邊、SWANKY DANKのKOJIという豪華な面々によるスペシャルバンドが登場。5人はOasis「Don't Look Back in Anger」をカバーする。互いの顔を見合ったり、メンバー同士じゃれ合うように近くに寄って見せたりと楽しそうに演奏し、観客も体を揺らしたり、シンガロングしたりしながら特別な豪華コラボを堪能した。
BONEDS SPECIAL NIGHT
7月17日 新木場STUDIO COAST セットリスト
AIR SWELL
01. No going back
02. Kick it Knock it !!
03. デイドリーマーズバラッド
04. ゴブリンズ スケルツォ
05. アンビヴァレンス
06. FAST LANE
07. バッドボーイズ セレナーデ
SWANKY DANK
01. misery
02. number
03. music
04. the answer
05. Remember me
06. Listen to the Radio
BLUE ENCOUNT
01. アンバランス
02. ロストジンクス
03. LIVER
04. NEVER ENDING STORY
05. DAY×DAY
06. もっと光を
MY FIRST STORY
01. 虚言NEUROSE
02. The Story Is My Life
03. What's my name??
04. ALONE
05. モノクロエフェクター
06. Second Limit
07. 不可逆リプレイス
<アンコール>
08. Don't Look Back in Anger(Oasisカバー)
09. 不可逆リプレイス(
リンク
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音楽ナタリー @natalie_mu
各ボーカリストによる豪華バンドも!一夜限りの「BONEDS」復活で新木場熱狂 http://t.co/k9V76FkEYl http://t.co/ibQ9cOAzZn