DJ UPPERCUTによるDJで温められた会場に、まず登場したのはレキシ。歓迎モードで大盛り上がりのオーディエンスに、池田貴史は「アウェイなのかホームなのか全然わからん。ムリしてるやろ?」と動揺の色を見せる。ライブが始まるとフロアの熱気はさらに増し、観客は腕を振って大フィーバー。「年貢 for you」で「何も言えなくて…夏」「Last Christmas」「おどるポンポコリン」「サザエさん」のフレーズが次々に挿入されるたびに会場中から大きなリアクションが起こり、池田は「お前らお金もらってやってるやろ?」と驚いていた。
ハイペースでライブが進んだことから時間に余裕ができたため、終盤には予定していなかったという「LOVE弁慶」も急遽披露された。池田はこのライブを振り返って「今日すごいよ! 6曲もやってるよ! 普通1時間の持ち時間で5曲もできたらすごいのに! 間に歌ってた『紅』とか『サザエさん』も入れたら20曲超えるよ!」とびっくり。ラストの「狩りから稲作へ」では、パスピエの「最終電車」のフレーズを引用して「高床式に飛び乗る」と歌い、会場の笑いを誘った。
後攻のパスピエがライブを始めると、待ちかねたファンが一気にヒートアップ。ビートにあわせてダンスする人々の動きでフロアが波打つようにうねる。くるくると表情を変えるバンドサウンドに乗せて、大胡田なつき(Vo)はステージの上をのびのびと動き回りながら熱唱。彼女は直前のレキシのライブについて「私ホントに普段ゲラゲラ笑わないけど、楽しくて笑っちゃった」と話していた。
パスピエは今回の「印象D」のために、バンド史上初のメドレーに挑戦したり、ライブ初披露の曲をパフォーマンスしたりと特別なセットリストを用意。成田ハネダ(Key)は「俺らはレキシみたいにほかの人のヒット曲やったりできないけどさ、みんなにもっと楽しんでもらえるようにいろいろ用意してきました」と観客に話した。
アンコールではパスピエのメンバーがレキシの袴Tシャツに着替え、大胡田は稲穂を片手にステージに登場。これまで「印象」シリーズで対バンのカバーを披露してきた彼らは、「今回はハードル高えよ」と言いながらレキシの「きらきら武士」を演奏した。大胡田が歌い始めると、池田貴史が「そんなにおしゃれに歌われちゃ困るよ!」と言いながら袖から乱入。池田と大胡田でデュエットしたり、池田と成田でキーボードを連弾したりといった、ここでしか観ることのできない貴重なコラボで会場は大きな盛り上がりを見せた。
なおパスピエはアンコールで、11月より全国ツアーを開催することを発表した。このツアーは11月4日の宮城・Rensaを皮切りに全国9カ所を回り、12月22日に決定している初の東京・日本武道館公演でファイナルを迎える。
パスピエ TOUR 2015(仮)
2015年11月4日(水)宮城県 Rensa
2015年11月6日(金)新潟県 新潟LOTS
2015年11月11日(水)香川県 高松オリーブホール
2015年11月13日(金)広島県 広島CLUB QUATTRO
2015年11月14日(土)福岡県 DRUM LOGOS
2015年11月16日(月)鹿児島県 CAPARVO HALL
2015年11月21日(土)大阪府 Zepp Namba
2015年11月22日(日)愛知県 Zepp Nagoya
2015年11月26日(木)北海道 札幌PENNY LANE24
2015年12月22日(火)東京都 日本武道館
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