降谷建志、盟友とともに届けた初のスタジオライブセッション

2015年6月18日 18:27 122 3 音楽ナタリー編集部

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昨日6月17日、降谷建志（Dragon Ash）が都内でスタジオライブを行い、その模様をGYAO! MUSIC LIVEにて生配信した。

降谷建志スタジオライブの様子。（写真提供：イノベーター）

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1stソロアルバム「Everything Becomes The Music」の発売を記念して実施されたこの企画。降谷にとってはこれが実質的な初のソロライブとなり、多くのファンがその様子を見届けた。

降谷建志（写真提供：イノベーター）［拡大］

「Everything Becomes The Music」は降谷がほぼ1人で楽器を演奏して制作した作品だが、スタジオライブには彼の盟友とも言えるPABLO（G / Pay money To my Pain）、武史（B / 山嵐、OZROSAURUS）、渡辺シュンスケ（Key / Schroeder-Headz）、桜井誠（Dr / Dragon Ash）が参加。降谷の描き出す音世界を生で再現した。

配信開始時刻の21:00を迎えると、降谷を含むメンバーが順番にスタジオに入っていく。降谷は近くのスタッフと力強く握手を交わすと、アコースティックギターを抱えてバンドメンバーと向かい合った。静謐な空気が漂う中で1曲目として奏でられたのは「Colors」。桜井がマレットを使いながら繊細なリズムを刻む中で、降谷の柔らかな歌声がスタジオに広がっていく。

降谷建志（写真提供：イノベーター）［拡大］

この日のライブで演奏されたのは、世に出たばかりの「Everything Becomes The Music」の収録曲たち。「Let's Go!」という掛け声から始まった「Swallow Dive」では爽快なバンドサウンドと降谷の伸びやかな歌声が響き、「Dances With Wolves」ではエモーショナルなムードが紡ぎ出される。ライブの序盤では少し緊張気味だったメンバーも徐々にリラックスしていき、中盤以降は体を揺らしながらプレイを繰り広げた。ライブの終盤で降谷は、「Everything Becomes The Music」というアルバムタイトルにもなっているフレーズが登場する「For a Little While」を歌詞を噛みしめるように熱唱した。

ラストを飾ったのは疾走感あふれる「One Voice」。桜井の叩くダイナミックなリズムに乗せて、降谷が気持ちよさそうな表情で歌い上げる。そして彼は全7曲を届け終わると笑顔でスタジオをあとにし、初のソロライブに幕を下ろした。