クマムシ、雪の渋谷で「あったかいんだからぁ♪」レコ発ライブ

お笑いコンビのクマムシが本日2月5日に東京・渋谷シダックスビレッジにてシングル「あったかいんだからぁ♪」の発売記念イベントを行った。

彼らは昨日2月4日に同作をリリースしCDデビューした。会場にはたくさんのファンが詰めかけ、ステージに上がった2人は「うわー、いっぱいいる！」と大喜び。ボケ及び歌担当の長谷川俊輔には女性ファンから「かわいいー！」というかけ声も。相方・佐藤大樹の「いや、おかしいでしょ」というツッコミをよそに、長谷川は「外は雪でどうなることかと思ったけどこんなに来てくれて、アーティスト冥利に尽きますね！」と感激の表情を浮かべた。

2人はまず「あったかいんだからぁ♪」が登場する持ちネタ「アイドルソング漫才」を披露。続くトークコーナーではこの曲の誕生エピソードが語られた。長谷川がアルバイト先のドラッグストアでコーンスープの棚卸しをしているとメロディが「降りてきた」といい、彼は「ドラッグストアでアルバイトしててよかったです」と話した。またMCが今後の野望を問うと、長谷川が「こうしてCDを出させてもらったんで、紅白に出たいですよね、大トリで。昨年大トリを務められた松田聖子さんと同じ衣装を着て『あったかいんだからぁ♪』をやりたいです」と“アイドル”の先輩への憧れを明かした。

ライブパートでは同曲のシングルバージョンが披露され、長谷川は手の振りを交えながら情感たっぷりに甘い歌声を響かせる。楽曲に1度登場する「YES!」というかけ声のみを担当する佐藤は長谷川の歌をよそに抱えたギターを持て余し、立ち位置の周囲を徘徊して報道陣にカメラアピールを行っていた。歌い終えた長谷川は「最近喉が開いちゃって開いちゃって。今後ボイトレに通おうかと思ってます。4オクターブくらい出せるようになりたい」とすがすがしい顔つきでコメント。持ちネタならぬ持ち歌もまだ20曲ほど残っていると今後の歌手活動にも含みを持たせながら「ぜひ大事な人と聴いて、一緒に『あったかいんだからぁ♪』とやっていただけたらうれしいです！」と作品をアピールしていた。