常盤貴子、黒柳徹子、桃井かおりら参加コンピ「なかにし礼と12人の女優たち」

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なかにし礼の作詩家生活50周年を記念し、彼の生み出した名曲を12人の女優が歌うアルバム「なかにし礼と12人の女優たち」が本日1月21日にリリースされた。

左からなかにし礼、 常盤貴子。打ち合わせの様子。

左からなかにし礼、 常盤貴子。打ち合わせの様子。

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V.A.「なかにし礼と12人の女優たち」ジャケット

V.A.「なかにし礼と12人の女優たち」ジャケット[拡大]

菅原洋一が1964年に発表した「知りたくないの」で作詩家としてのキャリアをスタートさせ、 これまでに4000曲以上の作品を世に送り続け、直木賞作家としても知られているなかにし礼。近年は舞台作品の台本や演出も手がけ、演劇、舞踏、オペラを融合した「世界劇」で高い評価を受けている。

今回のアルバムは彼の50年間の活動の中で培われた幅広い人脈の中から、浅丘ルリ子、泉ピン子、大竹しのぶ、草笛光子、黒柳徹子、佐久間良子、平淑恵、高島礼子、常盤貴子、南野陽子、水谷八重子、桃井かおりといった個性的な女優12人が参加。常盤貴子、平淑恵、佐久間良子、高島礼子、黒柳徹子が歌をレコーディングするのは今回が初となる。

なかにし礼コメント

一時は、作詩は己の天職ではないかとまで思ったことがあったが、心の奥底には小説を書きたい気分が絶え間なくあった。それはシャンソンの訳詩を始める前からすでにしてあった。私の人生はシャンソンの訳詩と歌謡曲の作詩に出会ったことで成立したものであることは十分承知しているが、私の潜在意識の中には作家になりたいという希望もまた絶ちがたいものとしてあった。もう残りの人生もわずかである。急がねば、そんな思いで挑戦したのが初めての小説「兄弟」である。そして二作目の「長崎ぶらぶら節」が第一二二回直木賞を受賞した。それがニ〇〇〇年である。小説がベストセラーになり、ドラマ化され映画化され舞台化され、私の交友関係はいっきょに広まった。そういうことの次第で「なかにし礼と12人の女優たち」というCDが企画された。このCDは私の作詩家・作家生活五十周年記念と銘打って発売される。これほどの作詩家・作家冥利につきることはあるものではない。女優の皆さんに感謝だ。

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V.A.「なかにし礼と12人の女優たち」収録曲(※カッコ内はオリジナルアーティスト)

01. 恋のフーガ(ザ・ピーナッツ) / 常盤貴子
02. 時には娼婦のように(黒沢年男) / 水谷八重子
03. 知りたくないの(菅原洋一) / 南野陽子
04. 別れの朝(ペドロ&カプリシャス) / 平淑恵
05. 愛のさざなみ(島倉千代子) / 浅丘ルリ子
06. グッド・バイ・マイ・ラブ(アン・ルイス) / 桃井かおり
07. 石狩挽歌(北原ミレイ) / 泉ピン子
08. リリー・マルレーン(戸川昌子) / 佐久間良子
09. 恋の奴隷(奥村チヨ) / 高島礼子
10. 行かないで(戸川昌子) / 草笛光子
11. 人形の家(弘田三枝子) / 大竹しのぶ
12. 世界の子供たち(芦野宏)/ 黒柳徹子

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