10月7日に東京・新宿LOFTでライブイベント「スペースシャワー列伝~第103巻 熱狂の宴~」が開催され、
この公演は、スペースシャワーTVの開局25周年と「スペースシャワー列伝」100巻記念公演として、東京・新宿LOFTで9月下旬から11月にかけて計25公演が行われているライブシリーズの第4夜。一番手のBLUE ENCOUNTは6月に行われた「快翔の宴」の出演時に勝手に「ウォール・オブ・金八」という芝居をしたことを話して「もう呼ばれないかと思ってました」と笑いを誘ったが、「JUST AWAKE」や「HALO」、そして先月リリースした新曲「MEMENTO」など重厚で激しい楽曲を連発し、フロアにモッシュを起こした。最後に演奏された「HANDS」では声を枯らしながら「いつだって君のその手は いつでも世界を変えれるよ」と歌い上げた。
続くircleも、同じ九州出身のBLUE ENCOUNTや古くからの盟友であるグッドモーニングアメリカとの対バンということもあり気合十分。キレのあるギター、突進するようなドラムに乗せて、河内健悟が気合みなぎる歌声を響かせる。ラストに河内は中島みゆき「ファイト」のフレーズ口ずさみ、ステージを後にした。3番手は、この日のラインナップの中で紅一点となったtricot。変拍子や急展開の多い楽曲でありながら、スリリングなアンサンブルで観客の体を揺らしていく。
グッドモーニングアメリカはステージではなく、フロア後方から登場。会場が新宿ということで椎名林檎の「歌舞伎町の女王」をSEとして流し、女装したたなしん(B)が自分を客に担がせてフロアを縦断する。「キャッチアンドリリース」からライブがスタートすると、フロア中央には瞬く間に大きなサークルモッシュが。MCでは「13年前は高校生だった僕らが、長い年月で巡り合えた機会に感謝したい。200巻も300巻も一緒に祝えるような関係でありたい」と感慨深げに話していた。
トリを務めたのは「スペースシャワー列伝」歴代最多出演を誇る怒髪天。「場違いな出演でゴメンな。お互いなんか違うと思ってるよな」と言いつつも、若手バンド顔負けの気合いたっぷりなステージで客席に熱狂と笑いを伝播していく。ライヴ後半には「列伝」100巻への祝杯を上げるように「ビール・オア・ダイ」「ヘベレ・ケレレ・ヨー」「酒燃料爆進曲」と、ビールをテーマにした楽曲を3連続で披露した。
なお「列伝」100巻記念ライブシリーズは第124巻が開催される11月28日まで開催。このライブシリーズの模様は、スペースシャワーTVで10月28日(火)23:30より特別番組としてオンエアされる。
スペースシャワー列伝100 Vol.1
2014年10月28日(火)23:30~24:00(初回放送)
「スペースシャワー列伝~第103巻 熱狂の宴~」
2014年10月7日 新宿LOFT セットリスト
BLUE ENCOUNT
01. JUST AWAKE
02. HALO
03. NEVER ENDING STORY
04. ロストジンクス
05. MEMENT
06. HANDS
ircle
01. 呼吸を忘れて
02. ノーリタイア
03. セブンティーン
04. 失敗作
05. 本当の事
tricot
01. POOL
02. おもてなし
03. Break
04. 爆裂パニエさん
05. 99.974℃
グッドモーニングアメリカ
01. キャッチアンドリリース
02. イチ、ニッ、サンでジャンプ
03. inトーキョーシティ
04. 拝啓、ツラツストラ
05. コールアップ
06. 未来へのスパイラル
怒髪天
01. 一番星ブルース
02. 押忍讃歌
03. 己 DANCE
04. ビール・オア・ダイ
05. ヘベレ・ケレレ・ヨー
06. 酒燃料爆進曲
07. オトナノススメ
リンク
- スペースシャワー列伝100
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我妻修平 @azumaon
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