スプリングスティーン、主演俳優ジェレミー・アレン・ホワイトに特別なギター贈る

映画「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」より、ブルース・スプリングスティーンと、スプリングスティーンを演じたジェレミー・アレン・ホワイトの特別対談映像がYouTubeで公開された。

本作は1982年の米ニュージャージーを舞台に、名声の影で深い孤独と葛藤に揺れ、キャリアの岐路に立っていたスプリングスティーンを描いた音楽ドラマ。スプリングスティーンの重要作として挙げられる名盤「ネブラスカ」創作の舞台裏が明らかになる。

2人は、スプリングスティーンのホームグランドであるクラブ「ストーン・ポニー」で再会した。映像内でホワイトは、スプリングスティーンから特別なプレゼントを受け取ったと明かし「それが1955年製のギブソンJ200だったんだ」と述べる。J200は、ギブソンが1937年に発表したSJ200の後継となるギター。1950年にJ200と名を変え、スプリングスティーンがリスペクトするエルヴィス・プレスリーがもっとも愛用したギターとして知られている。

スプリングスティーンは「（1955年製のギブソンJ200は）僕が弾いたオリジナルギターにもっとも近いものだった。それで言ったんだ。“これは映画にとって最高の縁起物だ”って」とほほえむ。ホワイトは「今は自宅の特別な場所に飾っているんだ」と目を輝かせると、スプリングスティーンは「それはすごいな。愛が詰まっているよ」と言う。映像のラストには、2人が握手を交わす一幕が収められた。

「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」は、11月14日より全国でロードショー。監督は「クレイジー・ハート」「荒野の誓い」のスコット・クーパーが務めた。

映画「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」スプリングスティーン×ジェレミー・アレン・ホワイト特別対談映像