「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」概要
スプリングスティーンの大ヒット作となった「Born In The U.S.A.」発表前夜の1982年を背景とした本作。名声の影で孤独と葛藤に揺れながら、6枚目のアルバム「ネブラスカ」を生み出すまでの創作の日々が映し出される。ドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」の
ジェレミー・ストロングとは
ランダウ役のストロングは、1978年生まれの米マサチューセッツ州出身。2008年に俳優デビューし、2018年にスタートしたテレビシリーズ「メディア王~華麗なる一族~」でエミー賞やゴールデングローブ賞を受賞して注目を集める。その後、映画「ゼロ・ダーク・サーティ」「マネー・ショート 華麗なる大逆転」「モリーズ・ゲーム」「シカゴ7裁判」といった作品で幅広い役柄を演じてきた。直近では、2025年日本公開「アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方」で、勝つためなら手段を選ばない悪辣な弁護士ロイ・コーンを好演し、第97回アカデミー賞助演男優賞ノミネートを果たすなど高く評価された。
ジョン・ランダウを演じるにあたって
出演のオファーを受けたストロングは、ランダウが1971年に書いたエッセイを読み、さらには彼に関する記事や映像を徹底的に調べ上げた。「1974年にマサチューセッツ州ケンブリッジのハーバードスクエアでブルースのライブを観たことを題材にした『Growing Young with Rock and Roll』という有名な記事も書いています。そこには、おそらくロック評論の中でもっとも有名な一節『私はロックンロールの未来を見た。その名はブルース・スプリングスティーンだ』と書かれているのです」と説明している。
監督のクーパーは、ストロングについて「彼は最高の俳優の1人。演じる役柄にふさわしい研究を入念に行う。ランダウの鋭く感情的な知性、深い思いやりを見事に表現し、この複雑な友情を映画の核として確立している」と絶賛。なおストロングとクーパーの初タッグは2015年の映画「ブラック・スキャンダル」だったが、ストロングの出演シーンは最終的にはカットされ、観客の目に届くことはなかった。以来、2人は深い友情を育み、互いの仕事に対する姿勢を高く評価し合うようになっていた。
撮影に全面協力したランダウ本人は「まさかジェレミー・ストロングが自分を演じるなんて想像できますか? あのレベルのアーティストが自分を解釈しようと決意し、あれほどの時間と労力を費やしてくれたのは光栄なことです」と語る。「彼は話し方、抑揚、リズム、歩き方……つまり私という人間を形作るあらゆる要素を身に付けてくれたのです」とストロングの真摯な姿勢に敬意を表した。
新場面写真も到着
あわせて、新たな場面写真2点が到着。1枚目には、ランダウがオフィスでサウンドミキサーのマイク・バトランから届いたカセットテープに耳を傾ける場面が切り取られた。2枚目にはレコード会社から新作の進捗具合を問う電話を受け、頭を抱えるランダウの姿が。スプリングスティーンの創作に対するリスペクトと深い友情を胸に秘めた彼は、電話の先にいる重役に対してどんな言葉を繰り出すのか。背後にはスプリングスティーンのアルバム「ザ・リバー」の映画オリジナルジャケットも確認できる。
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」は、11月14日より全国ロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
「スプリングスティーン 孤独のハイウェイ」🎸
マネージャーであり盟友ジョン・ランダウ本人も太鼓判、ジェレミー・ストロングが“ロックの未来を見た男”を体現
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