「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」が11月13日から16日まで京都の京都文化博物館・フィルムシアターで開催。
ぴあフィルムフェスティバルは“映画の新しい才能の発見と育成”をテーマに、1977年にスタートした映画祭。メインプログラムでは、自主映画のコンペティション「PFFアワード2025」の入選作が上映される。今年は史上2番目となる応募数795作品の中から、中里ふくが手がけた「空回りする直美」など22本が選ばれた。グランプリに輝いた同作では、発達障害とチック症を抱える兄・慎吾を見守り、持ち前の明るさで日々を楽しく生きる直美の姿が描かれる。
また京都にゆかりのある監督が手がけた4本も入選。京都芸術大学の細川巧晴による「アンダー・マイ・スキン」、シン・チェリンによる「PEAK END」、鴨林諄宜による「屈折の行方」のほか、同志社大学の庄司皓が手がけた「Caravan」もスクリーンにかけられる。イベント中は14名の監督が登壇し、アフタートークを実施予定だ。
オープニング作品として上映される「MOMENT」は、18歳の手塚眞が「マンガをそのまま映画にできないか? 映画の魅力を全部詰め込んで!」 と考え、一夜で書き上げたシナリオを8mmフィルムで映画化した学園メルヘン。彼の父・
なお本映画祭では、全プログラムを対象に各回先着10組20名に限り、10代を無料招待。上映日の時点で10代であることが条件となっており、各上映日の前日18時まで申し込みを受け付ける。詳細は応募フォームで確認してほしい。
「京都ぴあフィルムフェスティバル2025」のチケットは10月8日20時よりチケットぴあで販売される。
※手塚治虫の塚は旧字体が正式表記
京都ぴあフィルムフェスティバル2025
2025年11月13日(木)~16日(日)京都府 京都文化博物館・フィルムシアター
チケット料金:一般 1300円 / 学生・障害者・博物館友の会 800円
※★は監督が来場しアフタートーク実施予定
オープニング作品
2025年11月13日(木)15:00~
- MOMENT(監督:手塚眞)★
PFFアワード A
2025年11月13日(木)17:30~
- 惑星イノウエ(監督:鈴木大智)※映画ファン賞受賞★
- マイ スモール ワールド(監督:丸岡優月)★
- ノイズの住人(監督:アンドレス・マドルエニョ)★
PFFアワード B
2025年11月14日(金)14:00~
- 空回りする直美(監督:中里ふく)※グランプリ、エンタテインメント賞受賞
- ワンダリング・メモリア(監督:金内健樹)
- 紅の空(監督:瀨川翔)※審査員特別賞受賞
PFFアワード C
2025年11月16日(日)11:00~
- 名前をつけるのは、これから(監督:直林水悕)★
- カクレミノ(監督:澤田晴)★
- CROSS-TALK(監督:原田捷)★
PFFアワード D
2025年11月16日(日)16:45~
- 屈折の行方(監督:鴨林諄宜)
- ロ-16号棟(監督:井上優衣)※審査員特別賞受賞
- 人生はいつだってHARDだ(監督:笠原崇志)★
PFFアワード E
2025年11月14日(金)17:30~
- BRAND NEW LOVE(監督:岩倉龍一)※準グランプリ受賞★
- 僕はガタロウ(監督:久保地穂乃)★
PFFアワード F
2025年11月15日(土)11:00~
- Caravan(監督:庄司皓)★
- 黄色いシミ(監督:野村一瑛)※観客賞受賞★
PFFアワード G
2025年11月15日(土)13:45~
- 傷ついた天使(監督:田辺洸成)
- アンダー・マイ・スキン(監督:細川巧晴)※審査員特別賞受賞★
PFFアワード H
2025年11月15日(土)16:45~
- PEAK END(監督:シン・チェリン)★
- あの頃(監督:戸田遥太)★
PFFアワード I
2025年11月16日(日)13:45~
- 郷(監督:伊地知拓郎)
- 宮沢さんは剥がさせないっ!(監督:金澤誠人)
映画ナタリー @eiga_natalie
京都ぴあフィルムフェスティバル2025
11月13日から16日まで開催!
☑️オープニング作品は手塚眞の「MOMENT」
☑️10代限定で全プログラム無料招待実施
▼詳細はこちら
https://t.co/YhXsHZUfia
#京都ぴあフィルムフェスティバル #PFF2025 https://t.co/81q2wHg8Wd