本作は、フランスにあるポンヌフの橋で出会った画家のジャックと美しい女性マルトの物語。マルトはかつての恋人から「結婚できる身分になったら1年後に会おう」と告げられており、現在がちょうどその1年後だったことから、ジャックはマルトに熱い気持ちを抱きながらも彼と再会できるよう献身する。
曽我部は「仄暗く、見通しの悪い青春。刹那にして永遠」と、ヴェンダースは「こんな映画はない。永遠に新しい」と称賛。山中は「為す術のない恋に悶える者、肥大化した自我と孤独な魂を持て余す若者たちは、今すぐこの映画を見るべし!」と、「濱口は「この映画の『夜』を目にするとき、視覚は触覚へと変容する。これほど『艷やか』という形容が当てはまる映画もない」とつづった。さらに俳優の
ファッションブランド・H.P.FRANCEとのタイアップも決定した。パリのジュエリーブランド「SERGE THORAVAL」から“夜”をキーワードにデザインされたバングルが登場し、3月1日より全国の限定店舗およびオンラインストアにて50点の数量限定で販売。同日から20日まで東京のセルジュ・トラヴァル 南青山店でパネル展も開催される。加えて東京・SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERSでは、3月1日より本作にまつわる書籍を集めたブックフェアが開催予定だ。
「白夜(4Kレストア版)」は3月7日より東京・ユーロスペース、角川シネマ有楽町ほか全国で公開。
映画「白夜(4Kレストア版)」本編映像
曽我部恵一(ミュージシャン)コメント
仄暗く、見通しの悪い青春。
刹那にして永遠。
中田クルミ(俳優)コメント
環境音と共に脳に溶け入る音楽、人から小物、水面に夜空まで映り込むもの全てがただただ愛おしい。
静謐で美しい時間でありながらも、ポップで軽く、虚しく温かい余韻が残る。
夜のパリに対する憧れが一段と強くなるのはなぜだろうか。
ヴィム・ヴェンダース(映画監督)コメント
こんな映画はない。永遠に新しい。
山中瑶子(映画監督)コメント
為す術のない恋に悶える者、肥大化した自我と孤独な魂を持て余す若者たちは、今すぐこの映画を見るべし!
ここにも、静かに滾る若い肉体と眼差しがある。
濱口竜介(映画監督)コメント
この映画の「夜」を目にするとき、視覚は触覚へと変容する。これほど「艷やか」という形容が当てはまる映画もない。目は手として誘惑される。だが、いつも夜は逃げていくだろう。うごめく影や反映として。どれだけ欲しても触れられない。追いつく可能性がわずかに残された場所はただ一つ。映画館のスクリーンだ。
ギョーム・ブラック(映画監督)コメント
恋愛の結晶作用、幻想、夢想、孤独。かつて若者だった私にとっての理想的な映画。なぜ20歳のとき「白夜」と出会えなかったのか!
きっと私に大きな慰めをもたらしてくれただろうに。
岨手由貴子(映画監督)コメント
忘れがたい「鮮烈な唐突さ」が夜に溶け込み、ダンスをするように連なっていく。
こんなにも静かに、官能的に、ハッとさせられることがあるだろうか。
ギャルうなん@這い寄る混沌𖤐ナマズ色担当👻⃤ @20unan21
「白夜」4Kレストア版を曽我部恵一、ヴィム・ヴェンダース、山中瑶子、濱口竜介ら推薦 https://t.co/9CB8npP2Ay
観たいな。4k版でなくてもいいならネットで配信されてるのかな。