濱口竜介

濱口竜介

ハマグチリュウスケ

1978年生まれ、神奈川県出身。東京大学在学中に映画研究会に所属し、卒業後は助監督や経済番組のADを経て、東京藝術大学大学院映像研究科に入学した。2008年、修了制作「PASSION」が国内外の映画祭に出品され高評価を得る。その後は「親密さ」「不気味なものの肌に触れる」などを監督。2015年には、5時間17分の長編「ハッピーアワー」がスイスのロカルノ国際映画祭やフランスのナント三大陸映画祭で主要賞を受賞した。2018年の商業映画デビュー作「寝ても覚めても」はカンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。2021年のオムニバス映画「偶然と想像」はベルリン国際映画祭の審査員グランプリ(銀熊賞)を獲得し、同年の「ドライブ・マイ・カー」はカンヌ国際映画祭で日本映画として史上初となる最優秀脚本賞を受賞したほか、アカデミー賞にて国際長編映画賞に輝いた。新作「悪は存在しない」はヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品される。

受賞歴

「悪は存在しない」
第80回ヴェネツィア国際映画祭 (銀獅子賞(審査員大賞)/国際映画批評家連盟賞)

「ドライブ・マイ・カー」
第74回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門 (FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)/エキュメニカル審査員賞/最優秀脚本賞)

「偶然と想像」
第71回ベルリン国際映画祭 コンペティション部門 (銀熊賞(審査員大賞))