第3回新潟国際アニメーション映画祭が、3月15日から20日に開催される。このたび、同映画祭のメインである長編コンペティション部門のノミネート作品が決定した。
同部門には28の国と地域から69作品の応募があり、その中から12本がオフィシャル作品に選出された。ロトスコープとデジタルの融合やAIの活用など、新しい技術を積極的に取り入れた作品が見られた一方で、ストップモーション(コマ撮り)の活躍も目立ったという。
日本の監督が手がけた作品は
なお審査員長は、スペインの映画プロデューサーで「しわ」「ブニュエルと亀甲のラビリンス」などに携わったマニュエル・クリソボルが務める。審査員にはアメリカのアニメーション作家クリスティン・パヌシュカ、コマ撮りアニメーションのプロデューサー松本紀子が就任した。
第3回新潟国際アニメーション映画祭
2025年3月15日(土)~20日(木・祝)
長編コンペティション部門ノミネート作品
- ジョヴァンニ・コロンブ「バレンティス」(イタリア)
- グート・ビカーリョ、フェルナンド・グティエレス「クラリスの夢」(ブラジル)
- 久野遥子、山下敦弘「化け猫あんずちゃん」(日本・フランス)
- クリスティーナ・ドゥフコバ「リビング・ラージ」(チェコ)
- 押山清高「ルックバック」(日本)
- アダム・エリオット「メモワール・オブ・ア・スネイル(原題)」(オーストラリア)
- トマス・ピシャルド・エスパイヤット「オリビアと雲」(ドミニカ共和国)
- エリック・パワー「ペーパーカット:インディー作家の僕の人生」(アメリカ)
- ラースロ・チャキ「ペリカン・ブルー」(ハンガリー)
- ホ・ボムウク「口蹄疫から生きのびた豚」(韓国)
- デンバー・ジャクソン「ワールズ・ディバイド」(カナダ)
フェルナンド・トルエバ、 ハビエル・マリスカル「ボサノヴァ~撃たれたピアニスト」(スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル)
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新潟国際アニメ映画祭の長編コンペに「化け猫あんずちゃん」「ルックバック」など選出(画像13枚) https://t.co/INXQ2XbrWe