新潟国際アニメ映画祭の長編コンペに「化け猫あんずちゃん」「ルックバック」など選出

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第3回新潟国際アニメーション映画祭が、3月15日から20日に開催される。このたび、同映画祭のメインである長編コンペティション部門のノミネート作品が決定した。

「化け猫あんずちゃん」場面カット ©いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会

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第3回新潟国際アニメーション映画祭 メインビジュアル

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同部門には28の国と地域から69作品の応募があり、その中から12本がオフィシャル作品に選出された。ロトスコープとデジタルの融合やAIの活用など、新しい技術を積極的に取り入れた作品が見られた一方で、ストップモーション(コマ撮り)の活躍も目立ったという。

「ルックバック」場面カット ©藤本タツキ/集英社 ©2024「ルックバック」製作委員会

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「バレンティス」場面カット

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「メモワール・オブ・ア・スネイル(原題)」場面カット © Arenamedia Pty Ltd.

「メモワール・オブ・ア・スネイル(原題)」場面カット © Arenamedia Pty Ltd.[拡大]

日本の監督が手がけた作品は久野遥子山下敦弘による「化け猫あんずちゃん」、藤本タツキのマンガを押山清高がアニメ化した「ルックバック」が選ばれた。ノミネート作品のラインナップは下記の通り。

なお審査員長は、スペインの映画プロデューサーで「しわ」「ブニュエルと亀甲のラビリンス」などに携わったマニュエル・クリソボルが務める。審査員にはアメリカのアニメーション作家クリスティン・パヌシュカ、コマ撮りアニメーションのプロデューサー松本紀子が就任した。

第3回新潟国際アニメーション映画祭

2025年3月15日(土)~20日(木・祝)

長編コンペティション部門ノミネート作品

  • ジョヴァンニ・コロンブ「バレンティス」(イタリア)
  • グート・ビカーリョ、フェルナンド・グティエレス「クラリスの夢」(ブラジル)
  • 久野遥子、山下敦弘「化け猫あんずちゃん」(日本・フランス)
  • クリスティーナ・ドゥフコバ「リビング・ラージ」(チェコ)
  • 押山清高「ルックバック」(日本)
  • アダム・エリオット「メモワール・オブ・ア・スネイル(原題)」(オーストラリア)
  • トマス・ピシャルド・エスパイヤット「オリビアと雲」(ドミニカ共和国)
  • エリック・パワー「ペーパーカット:インディー作家の僕の人生」(アメリカ)
  • ラースロ・チャキ「ペリカン・ブルー」(ハンガリー)
  • ホ・ボムウク「口蹄疫から生きのびた豚」(韓国)
  • デンバー・ジャクソン「ワールズ・ディバイド」(カナダ)
  • フェルナンド・トルエバハビエル・マリスカル「ボサノヴァ~撃たれたピアニスト」(スペイン・フランス・オランダ・ポルトガル)

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