ドミニカ共和国発のアニメーション映画「Olivia & the Clouds(英題)」が、「オリビアと雲」の邦題で2026年1月24日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されることが決定した。
2024年のロカルノ国際映画祭でワールドプレミアを迎え、第37回東京国際映画祭でも上映された本作は、オリビアとラモン、マウリシオとバルバラという2組の男女を通じて愛の複雑さを描くおとぎ話。過去の恋に取り憑かれたオリビアはその思いをベッドの下に隠し、マウリシオに拒絶されたバルバラは、空想的な物語で現実逃避をする。
監督・脚本・美術・撮影監督を担ったのは、米ニューヨークのパーソンズ美術大学で学んだドミニカ出身のトマス・ピチャルド=エスパイヤ。色鮮やかなグラフィック、素朴で独創的なタッチの絵画、ストップモーションアニメ、加工された実写映像といった多彩なアニメーションのスタイルを使い、ほかにはない世界観を作り上げた。
このたび公開された日本版ポスタービジュアルのデザインは、「落下の王国 4Kデジタルリマスター」のポスターでも知られる塚本陽が担当している。邦題ロゴは、「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」の本編タイトルも制作している前澤知美が手がけた。
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映画ナタリー @eiga_natalie
多彩なアニメーションのスタイルで世界観を構築、ドミニカ発「オリビアと雲」劇場公開
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