多彩なアニメーションのスタイルで世界観を構築、ドミニカ発「オリビアと雲」劇場公開

1

33

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 5 7
  • 21 シェア

ドミニカ共和国発のアニメーション映画「Olivia & the Clouds(英題)」が、「オリビアと雲」の邦題で2026年1月24日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開されることが決定した。

「オリビアと雲」日本版ポスタービジュアル

「オリビアと雲」日本版ポスタービジュアル [拡大]

2024年のロカルノ国際映画祭でワールドプレミアを迎え、第37回東京国際映画祭でも上映された本作は、オリビアとラモン、マウリシオとバルバラという2組の男女を通じて愛の複雑さを描くおとぎ話。過去の恋に取り憑かれたオリビアはその思いをベッドの下に隠し、マウリシオに拒絶されたバルバラは、空想的な物語で現実逃避をする。

「オリビアと雲」場面カット

「オリビアと雲」場面カット [拡大]

監督・脚本・美術・撮影監督を担ったのは、米ニューヨークのパーソンズ美術大学で学んだドミニカ出身のトマス・ピチャルド=エスパイヤ。色鮮やかなグラフィック、素朴で独創的なタッチの絵画、ストップモーションアニメ、加工された実写映像といった多彩なアニメーションのスタイルを使い、ほかにはない世界観を作り上げた。

「オリビアと雲」場面カット

「オリビアと雲」場面カット [拡大]

「オリビアと雲」場面カット

「オリビアと雲」場面カット [拡大]

このたび公開された日本版ポスタービジュアルのデザインは、「落下の王国 4Kデジタルリマスター」のポスターでも知られる塚本陽が担当している。邦題ロゴは、「Dear Stranger/ディア・ストレンジャー」の本編タイトルも制作している前澤知美が手がけた。

この記事の画像(全7件)

©︎Cine Chani / Historias de Bibi / Guasábara Cine

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

多彩なアニメーションのスタイルで世界観を構築、ドミニカ発「オリビアと雲」劇場公開
https://t.co/qBpEzz2m4d

#オリビアと雲 https://t.co/HixTTDKSmo

コメントを読む(1件)

関連記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。