10月20日スタートのドラマ「
同作は社会人1年目を迎えた主人公・恩村優希(おのむらゆき)が、各話で過去の大切な思い出を振り返る男女5人の群像劇。清原が優希を演じるほか、佐野が数学に特異な才能のある“ギフテッド”の青年・徳永広海、吉川がおっとりした性格の白石まひる、見上がストレートな物言いをする長谷川愛莉、望月がムードメーカーの和田虎之介に扮する。
「同世代の俳優さんたちとご一緒するのがほとんど初めてだった」という清原は、撮影の合間の過ごし方について「たわいもないことを話すことが多いですね。大学生役で勉強しているシーンが多いので、劇中で使うノートに(吉川・見上と)お絵描きもしています」と笑顔で話す。MCからの「5人の中で誰がムードメーカーですか?」という質問には、佐野が見上、見上・望月が佐野、吉川が清原、清原が佐野と見上と回答。3人から選ばれた佐野は「見上と僕が引っ張って、吉川・もっちー(望月)が癒やし系、果耶さんが両方持っている感じです」とバランスのよさをアピールした。
第1話の印象深いシーンに話題が及ぶと、佐野は清原とのキスシーンを挙げ「僕がポップコーンを持っていて、食べて、そのままキスする流れだったんです。ポップコーンを持っている手のやり場が難しかったですね」と回想する。見上は「優希と広海の出会いのシーンがすごく素敵だったから注目して観てほしい」、吉川は「まひるちゃんが趣味の“推し活”をするシーン。私自身は推しのライブに行くとめちゃくちゃ叫んで泣いて……という激しいタイプなんですけど、まひるちゃんは6、7列目でおとなしめに推す子なので、そのあんばいが難しかった」と述懐。望月は「優希・まひる・愛莉が3人で歩いているシーンがあって、そこでのしぐさがそれぞれのキャラクターらしくて素敵でした」と語った。
「マイフォトダイアリー」と題したコーナーでは、5人それぞれが”心の居場所”をテーマにプライベートで撮影した写真を披露した。サボテンの画像を選んだ清原は「この作品の撮影現場の近くにあった植物園でお迎えしたものです。1回トゲが指に刺さっちゃったんですけど、それも醍醐味だなと」とほほえむ。佐野はM!LKのメンバーとの写真を見せ「僕の家に集まったときのものです。それぞれの仕事があるのでなかなか頻繁にはそろわないけど、彼らと話すと『がんばりたいな』と思います」とグループ愛を口にした。
愛犬・ロムの写真を選んだ吉川は「散歩が大好きで、毎日3時間ぐらい歩いています。仕事で遅くなっちゃう日は夜中とか朝方とかになるんですけど、苦じゃない。この子の幸せが私の幸せです」と溺愛している様子。見上は「中高の同級生と過ごす時間が大切。これは、友達が作ってくれたクロックムッシュに食らい付いているところです」、望月は「友達と映画を観に行って、その作品についてああだこうだと話しながらご飯を食べているとき。その時間が好きです」とそれぞれ紹介した。
続いて、本イベントの来場者から5人に聞きたいことを募集した質問コーナーも展開。大学2年生からの「やりたいこと・なりたい職業が決まっていなくて悩んでいます」という相談に対し、見上は「高校時代に舞台を観ることにハマって、最初は裏方である演出家になろうと思ったんですけど、いろいろあって今は出るほうになっている。目標ややりたいことはどんどん変わっていいと思うし、気軽に一歩踏み出すと『向いている』とか『好き』がわかるかもしれない」と実体験をもとにアドバイスを送る。新卒社員からの「思ったようにうまくいかなくて落ち込んでしまったときは、どのように切り替えていますか?」という質問には、清原が「『うわー!』といったん落ち込んだら、『まあいっか!』と引きずり続けないようにする。ダメなものはダメだし、できることはできるから、まあがんばるか!と考えるようになりました」と答えた。
最後に清原は「スタッフ・キャストの皆様と、日々の尊さ、人への優しさってなんだろうと考えながら丁寧に紡いできました。この作品が皆さんのお守りのようなドラマになってくれるとうれしいなと思います」とコメントし、イベントを締めくくった。
「マイダイアリー」はABCテレビで毎週日曜22時15分から放送される。「わたしの一番最悪なともだち」の兵藤るりが脚本を執筆し、穐山茉由、瑠東東一郎、高橋浩、田口仁が演出を担当した。
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