「ザ・クリエイター」キャストらが舞台裏を語る「監督はSFに感情を注ぎ込んだ」

映画「ザ・クリエイター／創造者」より、監督を務めたギャレス・エドワーズとキャスト陣が作品について語る特別映像がYouTubeで公開された。

本作は人類とAIの戦いが続く世界が舞台のSFアクション。高度なAI兵器を生み出した“クリエイター”暗殺のミッションを課された退役軍人のジョシュアが、その正体が少女の姿をしたヒューマノイドだったことから、暗殺すべきか守るべきか、自らの使命と葛藤するさまが描かれる。ジョシュアをジョン・デヴィッド・ワシントンが演じたほか、渡辺謙、ジェンマ・チャン、アリソン・ジャネイ、マデリン・ユナ・ヴォイルズも出演した。

日本、タイ、ベトナム、カンボジア、ネパール、インドネシア、イギリス、アメリカ・ロサンゼルスの8カ国で撮影が行われた本作では、リアルなロケーションと俳優でシーンを撮り、その映像の上からCGなどで世界観をデザインしていく手法が取り入れられた。映像の中で、ワシントンは「監督はSFに感情を注ぎ込んだ」「驚くのは神秘的なリアリズムだ。どのシーンも心の奥に訴えかけてくる」と作品について語る。

またエドワーズについて、ジャネイは「監督は細切れに撮らないから演技しやすい」、チャンは「自ら撮影もする。狙いも的確ね」と口にする。エドワーズは「本当に型破りで豊かな映像体験だ。私が幼少期に観た映画に感動したように、観客の心を揺さぶりたい」と自信をのぞかせた。

「ザ・クリエイター／創造者」は9月29日に世界同時公開。

映画「ザ・クリエイター／創造者」特別映像